「実に36年ぶりの新作!
世界のヒーロー、トム・クルーズが、戦闘機に乗って空で大暴れ!
ならず者国家の魔の手から、自由と愛する者、そして世界を守れ!!」
のっけからハイテンションすぎるだろ。
観てきました。トップガン・マーヴェリック。
なんか初期ポスターにはF-35が映っていましたが、よく考えたら撮影開始時期とF-35の配備・運用開始って被るんですよね。そりゃ主人公機にならないわけだ。
主人公(というか主人公たちの)機体はF/A-18E/F、通称スーパーホーネットでしたね。
そこで驚いたのが、俳優さんがみんな実機のスーパーホーネットに乗って撮影していること。
流石に操縦させるわけにはいかないので、撮影には複座型(座席が縦に二つ並んでいて、二人で操縦・その他操作を分担できるタイプ)であるF/A-18Fを使ったそう。前席に本物の海軍のパイロットを乗せ、後席に俳優を乗せて、あたかも操縦しているように見せたそう。アイデアの勝利ですね。
「いや、CG使えよ」と思ったあなた。
そういうわけにはいかないのです。だって、『トップガン』という作品の全権利を、トム・クルーズが買い取っちゃっているから。それだけ彼には思い入れのある作品なんですね。
そこで彼は、「本物の戦闘機に乗せて撮影しないなら、新作などいらない」と言い出したそうです。
でもそのおかげで、あれだけリアリティあふれる空戦シーンが出来上がったんですな。
そして映画終盤。
...エースコンバット?エースコンバットじゃないか。しかもちょっとスターウォーズEp.4入ってないか?入ってるよなこれ......
オタク心をくすぐられる素晴らしい作品でした。
ならず者国家の正体?知りません。第5世代戦闘機Su-57との関連も不明です。
エスコン民の兄貴姉貴たちは、観た後「帰ったらエスコンやるか」と思ったことでしょう。
えぇ、僕も思いましたとも。
また何か観たら書きますね。