乱輪転凛凛

凍った月を抱きしめて／
つきの

凍った月、それはわたしだ。勝手に作られたイメージの中で美しいものだと周囲は勝手にいつまでも理想を重ねる。忘れないこと、変わらないことを無意識に望まれる。 そんな日々の中でわたしは…
変わらないものは、そんなに尊く美しいのだろうか？
つきの
文字だけの世界というのは意外にも人の本質というものが滲み出てくる
坂井令和（れいな）

地球終焉の日に君と／
乱輪転凛凛

地球最後の日僕は家でテレビを見ていた。 宇宙人がなにやら地球を滅ぼすみたい 正しい人が一人でもいれば滅ぼさないらしいけど スマートフォンに初恋の人からメッセージが届いた……
  • ★9
  • SF
  • 完結済 2話
  • 8,938文字
  • 更新
地球最後の日にそらを見上げる
乱輪転凛凛