拝啓、諸先輩方。
最近投稿しました新作が中々読まれず、悶々としております。
出しては直し、直しては出し、再投稿を繰り返す日々……
その姿はまるで、ポケモン金銀に出てくるスイクンの如し。
誰の目にも留まらず、ただひたすらに野を駆ける──
最早、私の小説は伝説のポケモンと化しました。
……正直、悩みました。
けんちん汁がダメだったのか?
なら、シジミ汁なら?
豚汁は? いや、いっそコンソメスープ……?
もしかして、私は──
汁の選択を誤ったのでは?
だが!
私には、わかっている!!
違うのだ!!
読まれない理由は……
カナのメイスの形状を明言しなかったからだ!!!
なぜ書かなかったのか!?
「丸い」とは限らない、「星型」「鉄球型」「トゲ付き」「歯車型」など無数にあるというのに──
なぜ伏せた!俺!!
……え?違う?
……はい、すみません。
えっ?文章量……?
ちょっとそれは一旦置いておきましょう。
構成力? いや、それも一旦置こうか……!
私が言いたいのは一つ。
読まれるには、まず読まれなきゃいけないのです。
「何を当たり前のことを?」とお思いでしょう。
しかしこれが深い──これは循環。
循環とは……円。
円といえば……丸。
丸といえば……?
アンパンマン。
というわけで──
明日の朝ごはんはアンパンにします。
読まれるよう、精進します。