作者『最近X担当がずっと大喜利ツイートに返信ばっかりしてるんですがー』
ユズハ『え〜誰かなーそんなことしてるのー?』
(明らかにスマホを隠しながら後ろ手で歩く)
リア『えぇ……誰なのでしょう……』
(背中に【#大喜利脳】と書かれた紙が貼られている)
潤『お前ら二人、わかりやすすぎだろ!動きと背中のタグで犯人確定してんじゃん!!』
作者『一応言っとくけどな? “おはよう”とか“おやすみ〜”とか、そういうのも大事なのよ?』
潤『見てみろよ、ミリーとエンリはちゃんと投稿してんのに……』
──場面転換:エンリとミリーの投稿チェック中
ミリー『今日はね〜もふもふのぬいぐるみと一緒にお昼寝したの!ぎゅぅ〜ってしたらね、潤くんみたいに温かくて……ってわあああああああ!?今のナシッ!!ナシナシナシィィィ!!』
エンリ『ふふ。今日は“お疲れ様”を込めて、優しい言葉と一緒に紅茶の写真を添えてみました。潤さんが見てくれるといいなって、ちょっとだけ願ってます』
潤『うん、尊すぎて泣けてくるな。ミリーは事故ってたけど』
──再び現場に戻る
ユズハ『いや〜でもさ?大喜利って……中毒性あるじゃん?』
リア『1リプ1脳細胞を消費していく危険な遊戯ですね……』
潤『脳細胞減らしながらやるなよ!?なんで毎回タグの最後に“#潤の反応が遅いのが悪い”とか付いてんだよ!!』
作者『あと最近、投稿ボタン押す前に“ツッコミ準備OK?”って確認してくるのやめろ。怖いから』
ユズハ『だってぇ〜せっかく投稿するなら、潤の魂を燃やしたいじゃん?』
リア『“燃やしたい”……これはまた比喩的な……いや、もしかして実際に炎上狙い……?』
潤『やめろーーー!誤字でバズるやつ!一番怖いやつだからな!?』
──なおその頃、別室では──
カエデ『んで……誰が“アイス片手におはよう”って毎朝やってんねん。そんな生活習慣あるかーい』
ノア『潤様の“おやすみ”の余韻に浸れるよう、夜投稿は私が……♥』
カエデ『その後にユズハの“だーれだ?”で全部持ってかれとるねん……』
ノア『っ……くっ……リアさん、私たち、もう少し……戦略的に動きましょう?』
リア『すでに対応済みです。ツイート予約機能で“潤様仕様”の文体を再現済みです』
潤『もういいから俺の文体の再現やめろ!?本人より“潤”してんのよ毎回!』
──最後に、潤が振り返る
潤『……まぁ、毎日見てる人がちょっとでも笑えたら、それで十分だよな』
ユズハ『え、潤が急にマジメなこと言った!?録音!録音!』
リア『……それは、私たちにとっても同じですよ』
作者『というわけで、今後もヒロインズによる投稿は自由奔放で行われますので、暖かい目で見守っていただけると嬉しいです』
潤『全員に言っとくけどな──せめて俺を“ネタ扱い”する前に一声かけろ!!』
ヒロインズ『『『えー?じゃあ次から“潤、晒すよー☆”って言うね♡』』』
潤『もっとヤダわ!!!!!』