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更新予告:02-01-46「生命からがら、あれこれ土産」は明日の朝!

第46話3.900字ほどの投稿となります。

――巨鳥ジャンボの襲来からダンジョンのリザルトまで一気に参ります。少し長め。

更新は明日の朝、八時頃です!



第47話は3,000字ほどで書き溜め(済)。

第48話を1,400字ほどで明日へと持ち越します。

あれ? 今日は割りとしっかり書いた気がするのに、終わってみたらあまり進んでいない、何故?
延々と書いては消し……ってやってただけなんでしょうか。
バトル突入回のはずなのに、まだバトル一文字も書けてないですし、ある種のホラーですね。

明日こそは!



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掌編、サクッと読める800文字ほのぼのラブコメ:
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2件のコメント

  • かごのぼっちはあるダンジョンにやって来た。

    周囲は赤い霧に包まれていて、異様な雰囲気だ。

    先ほどから変な声がする。

    「あたまさわって!」

    声のする方に目をやると、白い草むらから尖った石が突き出している。

    「あたまさわって!」

    かごのぼっちは近くに寄って、その突き出た石をそっと触ってみた。

    石は綺麗な螺旋状を描き、先端に向けて鋭く尖っている。触り心地は非常に滑らかだ。

    「気持ちいい……」

    ――グイグイ……グイグイ……ぷひ、ぷひ……。

    石を撫でていると、足元がモフモフするではないか。

    見ると足に草むらが絡みついている。

    「あたまさわって?」

    なん……だと?

    声の主は石ではなく、草むらの方だった。

    かごのぼっちは足元のモフモフに手を伸ばす。

    綿毛のようにふわふわの毛の先端が、僕の手のひらをくすぐる。

    「ふふふ。くすぐったい」

    「なでて?」

    「いいんだね?」

    「あたま、なでて?」

    「わかった!」

    僕はたまらず両手でソレを鷲掴みにした! 

    「ぷひっ!」

    そして、そのままわしゃわしゃと掻き回すように撫でた!!

    撫で倒した!!

    「えーしゃえしゃえしゃえしゃえしゃ!!」

    「ぷ、ぷ、ぷひひぃいいい♡」

    次の瞬間!

    モフモフから生えていた、先端の尖った石が抜け落ちて、そこに綺麗な一輪の花が咲いていた。

    僕はその花の香りを嗅ぐと、

    フカフカの毛玉を枕にして、

    深い眠りについた。


       ─了─
  • SS第二弾! ありがとうございます!
    あたまをモフるだけかと思えば、いつの間にか幻想のかごのぼっちワールドに突入していましたよ。
    これは、パラダイス!? わしゃりたい! もふ枕したい! くぅ!

    明日はお楽しみいただけますように!
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