小説の書き方についての本を読んでみました。
本屋でちょっと目次を見てみて、購入即決した本がこちらです。
「【実践】 小説教室 伝える、揺さぶる基本メソッド」 根本昌夫 著
元小説雑誌の編集長をやっていた方で、今は早稲田大学で小説の書き方の講座を持っている方です。
有名な小説の賞の下読みもされてる方だそうですよ。
教えていた生徒さん2人が揃って芥川賞を受賞されたようで、帯に宣伝が書いてありました。
小説書き始めたばかりの初心者の方にオススメです!
とても基本的な所から教えてくれます。
・純文学とエンターテイメント小説の違いは?
・小説家に向いてる人、向いていない人
・いい小説ってどんな小説?
・最初の一行目の書き出し方
とかとか。
なかでも記憶に残ってる物として、この方はこんなような事を言っています。
生徒の中には、純文学の方が作者の内面を赤裸々に晒しているように感じ、書くのに抵抗を示す子がいます。
でも私からすればそれは全くの逆で、むしろ物語性を重視したエンターテイメント小説の方が、作者の内面を赤裸々に晒してしまう物なのです。
的な話。
物語よりも哲学を重視している純文学よりも、物語重視のエンターテイメント小説の方が、作者の内面が赤裸々に暴かれる。面白いですね。
自分の置かれた状況や、会った人や、言われた言葉や、言われて感じた事を物語に置き換えているので、多面的に自分の姿を晒してしまっているのかもなぁ〜と思いました[壁]-・)ハズイネ
私がhow to本に求める物は一つだけです。
「堅苦しすぎず、読み物として面白いか」
前にあげた水野敬也さんの本もhow to本みたいなもんですしね。
頭に入れる為に、分かりやすく面白く書くのは大切ですよね。
目次だけでも覗いてみて下さい。
多分、カクヨムの創作論とか見るの好きな人なら興味湧きます。