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小説のhow to本をご紹介

小説の書き方についての本を読んでみました。
本屋でちょっと目次を見てみて、購入即決した本がこちらです。

「【実践】 小説教室 伝える、揺さぶる基本メソッド」 根本昌夫 著

元小説雑誌の編集長をやっていた方で、今は早稲田大学で小説の書き方の講座を持っている方です。
有名な小説の賞の下読みもされてる方だそうですよ。
教えていた生徒さん2人が揃って芥川賞を受賞されたようで、帯に宣伝が書いてありました。

小説書き始めたばかりの初心者の方にオススメです!

とても基本的な所から教えてくれます。
・純文学とエンターテイメント小説の違いは?
・小説家に向いてる人、向いていない人
・いい小説ってどんな小説?
・最初の一行目の書き出し方

とかとか。
なかでも記憶に残ってる物として、この方はこんなような事を言っています。

生徒の中には、純文学の方が作者の内面を赤裸々に晒しているように感じ、書くのに抵抗を示す子がいます。
でも私からすればそれは全くの逆で、むしろ物語性を重視したエンターテイメント小説の方が、作者の内面を赤裸々に晒してしまう物なのです。

的な話。
物語よりも哲学を重視している純文学よりも、物語重視のエンターテイメント小説の方が、作者の内面が赤裸々に暴かれる。面白いですね。
自分の置かれた状況や、会った人や、言われた言葉や、言われて感じた事を物語に置き換えているので、多面的に自分の姿を晒してしまっているのかもなぁ〜と思いました[壁]-・)ハズイネ

私がhow to本に求める物は一つだけです。
「堅苦しすぎず、読み物として面白いか」

前にあげた水野敬也さんの本もhow to本みたいなもんですしね。
頭に入れる為に、分かりやすく面白く書くのは大切ですよね。

目次だけでも覗いてみて下さい。
多分、カクヨムの創作論とか見るの好きな人なら興味湧きます。

4件のコメント

  • 作者の内面うんぬんは、よーくわかりますー!
    たしかに純文学っぽいもの読んでても、作者の顔がぜんぜん見えてきませんものねえ。だからつまんないのかなあ。(私はね!)

    小説家に向いてる人、向いてない人の項目が気になる(゜.゜;
  • 純文学、私はあんまり読んだ記憶がないです…。やっぱ物語が読みたいんだよなぁ…。

    書いてあったそのままの内容はパッと思い出せませんが、何となくこんな事が書いてあったはず…。

    向いている人は、社会生活に適応しながらも自分と社会との繋がりにわだかまりを感じている人。
    向いていない人は、私にはどうせ出来ない、または他人がどう言おうと関係ない!と我が道を突き進める人。

    だったはず…!
    悩んで試行錯誤し続けられるかが、大事なのかもしれませんね。(´ω`)
  • この、「社会に適応しながらも」って所がミソな気がしています!(`・ω・´)
  • え〜、なんだそれ、私はわだかまりを感じつつ我が道突き進んでやらあ! とか思っているのですけど、えっとそれは決意であって感じている時点でわだかまりからは逃れられてないってことでいいんですかね?(´・ω・`)わかんなーい
    でもちょっとわかる気がしますね、
    やっぱり悩んでこそ小説って光る気がします(´・ω・`)
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