即答するのは「タイタニック」です。
初めてこの映画を見た時から、未だに更新されていません。
なんでこんなにこの映画が好きなんだろうか？と、ちょっと考えてみました。
①人間ドラマが素晴らしい
特に主人公2人だけにスポットが当たりきらないのが良い！
周りにいる他の登場人物も、それぞれの信条や生き様が見てとれます。
タイタニックを語る時、どこのシーンが一番好き？と語った方も多いのではないかと思います。
日本人は、銃を誤って発砲してしまう乗組員と、演奏家の所にグッとくる方が多いそうですよ。
②物語の始まりの壮大さ、ドキドキワクワク感が半端ない
出航まであと5分…。タイタニック号のチケットを賭けて勝負するジャック。
このカード一枚で、自分の人生が変わる…！
アメリカに行けるぞ！！！
乗り込め！ひゃっほーい！！ヾ(*´▽｀*)ﾉ
(テンションがだだ上がるBGMが入る)
③差別を描くリアリティ
この時代ならではの逃れきれない現実も描かれているからこそ、ジャックとローズの恋は切なくて、かつ情熱的になりますよね。
女は自由な生き方を選べない。
貴族とそうでない者の格差。
不自由さは、物語に希望を与えてくれる種子だと思います。
ジャックが貴族の食事会に乗り込むシーン、好きです。
④歌と踊り
せっかく映像作品なのだから、これを使わないなんて勿体ない！
音楽には力がありますよね！
しかもケルト音楽！大好きです！！
⑤ハッとする伏線回収
最後の最後、ローズがコートのポケットに手を突っ込むと…。
あったーーー！！？Σ(´□｀；)
素晴らしきアハ体験！
もうね…私にとってこれ以上の映画は今後出てこないと思う…。
もう私好みの展開がぎゅっと詰め込まれすぎてる…。
これ3時間映画なんですよ。他の映画と比べて長いですよね。
でもあっという間なんです。
金曜ロードショーとかで短縮版放映された時とか、怒りモードですよ。
はぁっ！？なんであのシーンカットした！？いるやろ！！(＃｀皿´) って。笑
何度見ても泣けてしまう。
展開も台詞も覚えてるのに泣けてしまう。
この濃厚な人間ドラマを見た後に、語りのお婆ちゃんが言うんですよ。
「助けられたのは私を含めて3人。たった3人よ？1500人もいたのに…」
こんなん、泣くでしょ…(´；ω；`)
いつも、海の上でローズがジャックの名前を呼ぶ所で、我慢の限界が来ます。
(すでに今これを書いててウルウルきている。笑)
悔やまれるのは、これをスクリーンで見れていない事です。
当時は1人で映画を見に行けるような歳じゃなかったんです…。
今上映してくれてたら、すっぴんでハンカチ持って行くのに…！笑
物語は素晴らしいですね。
私の物作りの原点は、ここな気がしています。
※展開や台詞は覚書きです。若干の違いがある可能性があります。