私は、残酷でグロい描写が苦手です。
映画でも、もろに断面が見える様な映像が流れる作品は、ついつい目を逸らしてしまう…。
途中で気分が悪くなってきてしまうんです…。
小説でも同じで、詳しく断面を描写する作品を読むと、脳内妄想でイメージが補完されて気分が悪くなります…_(:3 」∠)_
しかし、そういった作品でも、書き様によってはイメージを柔らかく出来るのだと発見出来ました!
企画に参加頂いた作品の中で、残酷な作品ながら、どんどんと読み進めてしまえる物があったんです。
グロそうな話だったので一旦は読むのを止めたのですが、結局続きが気になって再度読み始めてしまいました。
その作品は文体がまず、ですます調で統一されていました。
銃火器の知識が豊富で、グロい描写よりもむしろ武装する際の描写が細かく書き込まれていて、意識が残酷なシーンばかりに向かないのですよね。
あとはさらり、さらり、と事実が描写されていくので、後味の悪さが残らずに読み進められる。
ですます調って児童文学なイメージがあったんですが、大人向けの残酷な作品でも、こういった取入れ方が出来るのだなーと勉強になりました!
あまり他ユーザーと交流されなさそうな方だったので、その方の作品は近況ノートでさらりと紹介させて頂きます…|д゚)
【武装少女とステップ気候】by 名無し 様
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154874669