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霊感なくてよかった

お読みいただき感謝です。

私の周りはけっこう不思議な人が多くて視える人聞こえる人が当たり前にいる環境なのですが私には何もないのですよね。
昔はそれがちょっと嫌でした。
なんで自分にはそういう特殊能力がないんだろうって。


こういうお話を書くようになって思うのは能力がなくてよかったなって。


もし視えてたら視えたままのことしか書けません。
想像してこうだったらいいなとかこうしたら面白いよなっていう余白がなくなってしまいます。
霊能力がある人の話を聞くのは楽しいしそこからインスピレーションを得ることが出来るのでそういう人も必要なんだとは思いますが。
私にはないほうが都合がよかったんでしょうね。


真実のほうが厳しくてつまんないことって多いですから。

それが事実なら捻じ曲げてでも楽しいほうがいいなって思うこともありますし。
だから視えてる人的にはムカつくかもしれませんが私は厳しい真実より甘い幻想のほうが人生が良くなるタイプの人間だなって思うので都合よく解釈していこうと思います。


視えてるうえで面白く創造できる人もいるのでそれはもうとんでもない才能ですよね……。
ホラー映画でマジで視えてる人が作った面白い作品とかありますから。
私はたぶん視えてたら脚色できない人なのでやっぱ能力ないほうがいいんでしょう。


UFOくらいは見たいなって思ってるんですけどねぇ……。

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