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高野文子作「棒がいっぽん」を読んで

長らく探していた高野文子さん作「棒がいっぽん」を手に入れた。短編集の漫画であるが非常に登場人物の個性が光っている。特に気に入ったのは一作目の「美しき街」。昭和の高度成長期の若い夫婦の話です。お見合い結婚の二人の生活は別段大きな事件も起きず、日々は流れて行きます。アクシデントはありつつも穏やかな毎日。極限までシンプルな筆で描かれる素敵な作品です。ぜひご一読を。

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