1週間経ってみて。反省とお詫び。

 こんな風に七日間毎日小説を更新し続けられるだなんて、思ってもみなかった。ひとえに、読んでくれる人達のおかげ。心の底からありがとう、と言いたい。

 本当にありがとうございます。

 さて、元々は『泣き虫アリスの竜殺し』を続けるつもりだったのだけれど、結局、『ひのきのぼう』をメインに続けることにした。それは内容的にとても気楽に書けるからってのもあるけれど、想定外に読んで頂けているということが大きい。本来は「毎日書き続ける」ことが目的だったから、誰の目にとまらなくても構わないと思っていた。けれど、自分が書いた小説に対してこれだけ反応を貰えるのは初めてなのでとても嬉しい。そりゃ、ランキング上位の諸兄に比べれば微々たるPVと☆かも知れないけれど、それでも読み続けて貰えるのは幸せなこと。もちろん、それはアリスにだって言える。
 でも、アリスに関しては今は一端筆を置く。何故一方を選ぶ必要があるかというと、現実的なところでは時間がない。酷い言い訳だけど、そこはどうしようもない。僕は書く速度がとても遅いので、1話書き上げるのに2時間近くかかってしまう。そして、その2時間が1日の中で小説に割ける限界というのが現実問題としてある。だからどちらか一方を選ばなければならなくなった。
 今は『ひのきのぼう』を選ぶ。
 選ぶ理由はより多くの方に呼んで貰えているから。それと、繰り返すけれど気楽に書けるから。弱音を吐くと、仕事がキツい。精神的にも肉体的にもけっこうしんどい。早朝から夜まで働いて、そうしてふらふらになって帰宅した体でどシリアスな復讐譚の世界に浸るのは、僕のメンタルには荷が勝ちすぎている。だから、情けないけど『ひのきのぼう』を選ぶ。
 『泣き虫アリスの竜殺し』に関しては、正直、選ばない理由もある。理由は1つ。シンプルに「失敗した」ということ。失敗、というのは「もっと面白く書けた」という後悔だ。『ひのきのぼう』を七日間続けて、僕はいろいろな知見を得た。そうして見返した時、アリスはもっと面白く書ける余地が多分にあったのだ。だから、一端仕切り直す。仕切り直して、自分がもっと面白いと自信をもって言える形にしてから、もう一度始めようと思う。
 フォロー頂いた中島龍様、真城優雅様。☆で評価いただいたクーゲルシュライバー様。応援頂いた颯一隆様。またアクセス頂いた方々、本当に申し訳ございません。
 状況が好転次第再スタートします。
 『ひのきのぼう』は何があっても必ず続けるので、どうかよろしくお願いいたします。

2017/2/13(月) ぺたへるつ

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