物語るひと。
ベルギー近郊のドイツ在住という地の利を生かして、ドイツ語やフランス語の文献も読みながら、一味違うヨーロッパ歴史小説をお届けいたします。 私は昔から何故か歴史の話が大好きで、特にヨーロッパ、そして時代は800年くらいのカール大帝の頃から始まり、その後に続く神聖ローマ皇帝のマクシミリアン1世やその孫カール5世の話には夢中になってしまうところがありました。 本当は長年カール5世の物語を書いてみたいと思っていたくらいなのですが、カール5世の話はもう既に有名でもあり、そう考えたらマクシミリアン1世とその妻であるブルゴーニュ家のマリー姫について書かれた話が意外にも少なく、マリー姫とマクシミリアン1世のロマンチックな歴史的な話であれば、いっそうたくさんの方にも楽しんでいただけるのではないか、と思ったのです。 歴史上実在した「マリーとマクシミリアン」と共に、想像上のキャラクターである「アリシアとセシリア」という二人の姫を登場させ、15世紀頃の当時のヨーロッパを身近に感じていただけたらと思っています。 もともと子供時代には池田理代子先生の「ベルばら」「女帝エカテリーナ」「エロイカ」など夢中で読み漁っていた時代があり、読みながらどれほど心躍らされたことでしょう。 なので最大の夢は、読者の方が心躍る物語と感じてくださり、私の「マリーとマクシミリアン」の物語が、成長していくということなのです。 今始めたばかりなのに、夢だけは大きすぎて、笑われてしまいそうですが、頑張りたいと思いますので歴史の話がお好きな方は是非お立ち寄りくださいませ。
シャルル七世推しをこじらせて、英仏・百年戦争関連のパブリックドメイン(著作権切れ)未邦訳書籍を翻訳したり、小説『7番目のシャルル』シリーズなどを手掛けています。コンテンツ紹介と問い合わせ:https://note.com/shinno3cc/n/n3571c20a3488