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甲虫戦姫の没設定の供養

甲虫戦姫では休載期間も含めておよそ一年間の連載となりましたが、途中泣く泣く削った設定も多々ありました。
ここにそれを羅列して供養といたします
創作のネタに使っても構いません、むしろそれが一番の供養となりますのでよろしくお願いします

・トルヴィア・カヴトの邸宅はかつて鉄道駅の駅舎だった場所、モデルは田園調布駅→正直いらなかったのでボツ

・従姉妹クインヴィはトルヴィアから見て分家であり、仲はいいものの少々トルヴィアに依存気味であった→没にしたが、関係性を少し改変の上流用済み

・蜂の虫人は本当はクインヴィがなる予定で、トルヴィアにあだなす大人達をぶち殺したことをトルヴィアに咎められて逆上、彼女と対決して重傷を負って牢獄に入れられる予定だった→流石に可哀想すぎてボツ。代わりにヤオと言うキャラを蜂の虫人にした

・老婦人虫人カラベス→トルヴィア、クインヴィの実母に変わって二人を育てた乳母。スカラベの虫人。虫人クインヴィの暴走を止めようとするも殺されてトルヴィアの怒りに火をつけさせる役割だったが、展開の変更で没。彼女の蹴り技を参考にトルヴィアがビートルストライクを習得する予定だった

・貴族評議会によるトルヴィアへの陰湿な嫌がらせ→評議会キャラ描写が難しくて没。役割を全て通商連合のナカザイ代表一人にまとめて流用

・スバイドJr.の虫人設定→彼は月面基地防衛専用の蜘蛛の虫人で、トルヴィアの許嫁と言う設定だったが、蜘蛛の戦士の描写はどう足掻いてもスパ●ダーマンになることから差別化が難しい(そんなこと言ったらこの作品なんてまんま仮面ラ●ダーじゃん、と言うのは禁句)のとこの章はあくまでもノゾミがメインゲストなので没。ただし蜘蛛の虫人はナカザイの私兵として流用

・惑星寄生虫→今作品のラスボスにする予定だった敵。変異虫の母たる存在であるが、ワム粒子を蓄積させた虫や虫人を争わせ、勝った方を食べて生きながらえている。ある意味マッチポンプ。クガにビーコンを植え付けて洗脳し、トルヴィアと戦わせて共倒れさせてバッドエンド→バッドエンドは嫌いだし得意じゃないので最後まで迷ったが没

・ラストのクロハのモノローグ→虫も人も滅びたこの星を訪れたクロハが、トルヴィアの邸宅跡で何者かが記した「甲虫戦姫」と書かれた記録を読み終わって感傷に浸りながらこの星を去る=この物語のナレーターはクロハ、と言う構想だったが流石にでしゃばりすぎなのとトルヴィアとライティアの関係性を追加したため没。クロハとフラッシュコンバーター自体は登場したが、メインキャラクターとは直接会わないようにした

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