婦人の仁、匹夫の勇という有名な言葉があります。
かの漢帝国高祖劉邦に仕えた大将軍韓信が高祖に楚国の項羽はどのような人かと尋ねたときにこう言いました。(韓信はかつて楚に仕えていたが相手にされなかったので多分私怨込み)
ところでこの匹夫の勇、の部分ですが、ひっぷのゆう、と読む所もあればひっぷのいさみ、とも読む所もあります。
自分は大多数派であり中国語の響きに近い音読みの方の「ゆう」派なのですが、この前三国志のドラマを見ていたらひっぷのゆう、ひっぷのいさみを両用していたんです。
このドラマでは余程のことがない限り基本的に漢字の台詞は音読みすることが多かったので(例えば帝をてい、と読んでもみかど、とは絶対に読まない)これは一体どうしたわけだろうなぁと困惑しました。
ただの翻訳ミスでしょうか?