拙作のキャラクター、汐入悠希と能見鷹士はこんな会話をしそうです。
汐入 「ふむ。光学異性体か。ミラーイメージだな。よく右手と左手に例えられるが、それが重ならないって言われてわかるか、能見?」
能見 「重ならない・・・?でも手は合わせられるよ。重ねられるよね??」
汐入 「ふふっ。ま、そうなるのもわかる。重ならないことをわかりやすく例えるなら、右足と左足だな。右の靴は左足には履けないだろ?つまり重ねられないんだ。これが光学異性体だ」
能見 「ほへ〜。そ〜なんだ」
汐入 「光学異性体は、構成するパーツが同じだから普通に合成しようとすると、どうしても半々の確率でできてしまう。これを片方だけ選択的に作れる不斉合成反応、しかも自己増殖的につくれるのが今年のノーベル化学賞の凄いところだな」
能見 「ふへ〜。そ〜なんだね〜」