• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)

桜城静夜

  • @oujouseiya
  • 2024年11月8日に登録
  • SF
oujouseiya
    • ホーム
    • 小説1
    • 近況ノート25
    • 小説のフォロー1
    • ユーザーのフォロー2
  • 12月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽柳川町で中学校の屋上に巣を掛けた”無許可飼育疑惑”騒動から一転、地域の人気者になったワイバーン母子。  特殊獣類保護センターでは先週、保護されていた卵が無事に孵化し、ふわふわの羽毛に包まれた赤ちゃんワイバーンが誕生した。 ▽母親個体は当初こそ警戒していたものの、保護環境に慣れたのか、最近はスタッフの見守りを受けながら落ち着いて子育てを続けていると言う。 ▽その一方で、愛らしい雛を一目見ようと連日多くの見物客が訪れ、センター前には朝から行列ができるほどの人気ぶり。  特に写真映えするつぶらな瞳が女子中高生たちの心を掴んだようで、SNSでも「#柳川ワイ子」などのタグが急上昇している。 ▽中には「育ててみたい」と引き取り希望を申し出る来館者もいるが、蓮見悟センター長は「ワイバーンは成長が早く、飼育には専門設備が必要」として見学のみの対応にしている。 「でも、可愛いと思う気持ちはわかる」と飼育スタッフは苦笑い。雛が餌をねだって小さく羽ばたく仕草などに、毎日癒されているとか。 ▽市では今回のケースを踏まえ、河川工事に伴う周辺環境の変化も含め、野生魔獣の行動圏の再調査を検討中だという。  思わぬ訪問者がもたらした”地域の宝物”は、人と自然の距離を見つめ直すきっかけにもなりつつある。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援♡等々まことにありがとうございます。 ※当方病気療養中の為、年明けから大分ゆっくりめの更新となります。もともとの遅筆に加えての遅延となりますが、ご了承の程、宜しくお願い致します。
  • 12月1日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽柳川町の市立柳川中学校屋上で営巣していたワイバーンが、30日午前、市内八幡新町二丁目の特殊獣類保護センターに無事移送された。  個体は卵を抱えていたため警戒が必要とされたが、同センター職員が鎮静措置を施し、安全に保護した。けが人などの確認はされていない。 ▽市立大学魔法科による予備調査では、個体は野生種で、摩岐山方面から飛来した可能性が高いとみられる。  一方、市内では摩岐川上流の河川改修工事が進んでおり、魔獣の生息域に影響が出ているとの指摘もある。  今回の飛来について同科の白峯教授は「生息環境の変化が移動要因になった可能性も否定できない」と話す。 ▽ワイバーンの卵はセンター内で順調に育っており、孵化まで専門スタッフが管理する予定。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援♡等々まことにありがとうございます。
  • 11月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽摩岐市柳川町の市立柳川中学校屋上で十日朝、無許可飼育と見られるワイバーンが営巣しているのが確認された。通報を受けた警察が現場を封鎖し、特殊獣類回収班が保健所と連携して鎮静作戦を開始した。 ▽生徒にけがはないが、問題の個体は卵を抱えており、専門家は「強い防御行動を示す可能性がある」と警戒を強めている。 ▽近隣からの通報によると、早朝5時ごろ屋上から「羽ばたき音と金属音のような鳴き声」が響き、教職員が確認に向かったところ、給水塔を囲むフェンス越しに大型の翼を持つ個体を目撃した。保健所によれば体長は三メートル、翼を広げると六メートルを超えるとの事。 ▽校内では生徒約三〇〇人が体育館に避難し、教員が待機中。警察は周辺を立ち入り禁止とし、保護者や報道関係者の接近を制限している。 ▽市役所魔法課は「卵を含め安全に回収し、飼育経路を特定する」とコメント。市内でワイバーンの飼育許可は出ていないため、無許可飼育の疑いが強く、条例違反として刑事処分の対象となる可能性もある。 ▽現場では正午にも鎮静魔法の実施が予定されており、成功すれば卵を含む巣全体が市内の特殊獣類保護センターに搬送される見通し。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援♡等々まことにありがとうございます。
  • 11月1日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽摩岐市立体育館では先週末、地元出身のエクストリーム・ライディング金メダリスト、葉掃一路(はばき・かずみち)選手を講師に招いたキッズ向けイベント「体験講座はじめてのホウキ」が開催され、園児から小学校低学年までの子どもたちが大集合した。 ▽講座では、ホウキに初めて乗る子どもたちにも安心な安全対策のもと、基本的なライディング技術を丁寧に指導。葉掃選手ならではの工夫として、バランスゲームやコース取りを競うミニゲームなど、楽しみながら学べるプログラムが満載だった。 ▽参加した保護者からは「楽しそうに練習している姿を見て安心した」「ゲーム感覚で安全に技術を身につけられるのが素晴らしい」と好評。子どもたちも初めての空中体験に目を輝かせ、笑顔あふれる時間となった。 ▽葉掃選手は「安全第一を心掛けつつ、ホウキに乗る楽しさを伝えたい」と話し、地域の魔法スポーツ普及に熱意を見せた。今後も摩岐市では、子ども向けの魔法体験イベントが続々予定されている。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援♡等々まことにありがとうございます。  また、素晴らしいレビューならびにコメントを頂戴し、幸甚の至りと存じます。  どうぞ末永くご贔屓に。
  • 10月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽摩岐地方裁判所(里見区)は13日、同市内の魔法製薬会社「神垣製薬」製造の若返り薬を服用した女性が重度の変異反応を起こしたとして、製造元と販売代理店に損害賠償を求めていた訴訟で、原告の訴えを一部認める判決を言い渡した。 ▽判決によると、薬品には国の定める変異防止基準を超える霊素濃度が検出され、全身に鱗を生じるなどの霊力汚染による皮膚変質が確認された。 ▽同地裁の鷹栖裁判長は「安全と管理体制に明らかな過失があった」と指摘し、被告側に慰謝料など計230万円の支払いを命じた。 ▽神垣製薬側は「製造過程における霊素偏流は予見困難だった」として控訴の意向を示している。 ▽摩岐市内では近年、魔法薬による軽微な薬害報告が相次いでおり、市保健魔術課は「霊素適性試験の徹底を業界全体で勧めたい」とコメントした。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援・レビュー等々まことにありがとうございます。
  • 10月1日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽住吉町六丁目児童館で二十日、町内会開催の魔法災害予防講習会が開かれ、親子連れら約三十人が参加した。 ▽講師は町内会青年団所属の一級錬金術師で、A級インストラクターの資格を持つ脇坂紘次さん(73)。実物のゴーレムを用い、魔法生成物が暴走した際の避難や制止の手順を説明した。 ▽訓練では、暴走を模した演習に子どもが驚いて泣き出す場面も見られたが、保護者からは「実際を見せてもらえたことで安心につながる」との声が聞かれた。 ▽町内会では「今後も定期的に実施し、防災意識を高めたい」としている。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援・レビュー等々まことにありがとうございます。
    • 1件のいいね
  • 9月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽市立魔法大学の学祭が先日、盛況のうちに幕を閉じた。各学部が趣向を凝らした展示で来場者を楽しませた。 ▽工学部の展示では、精巧な自動人形が来場者の注目を集めた。カフェのウェイトレスに扮して実演された精密な動きは、同大学の技術力の高さを示すものだ。 ▽占星学部は「運命の迷宮」と題した体験型アトラクションを体育館に設置。来場者は二人一組で互いの運勢を占いながら迷路を攻略し、大いに盛り上がった。 ▽薬学部のブースでは、最新の栽培法で育てたと言う薬草の展示と共に、効果を体験できる試飲コーナーが人気を集めた。 ▽学祭のメインイベント「ベストウィッチコンテスト」では、候補者たちが美と魔法技術を競い合った。 ▽審査は美貌やスタイルだけでなく、高度な技術力も評価の対象となる。白熱したパフォーマンスが繰り広げられ、会場の中庭は熱気に包まれた。 ▽今年の優勝者は実践理論学部二年の桃堤莉紗(ももづみ りさ)さん。彼女には褒賞として、一年間一角獣を使役できると言う同学秘蔵の魔法具、「ユニコーンの角笛」の使用権が与えられる。 ▽毎年、この褒賞は辞退する事が慣例化している中、数年ぶりに受賞したという莉紗さんの快挙に、男子学生一同は大いに色めき立ったという。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援・レビュー等々まことにありがとうございます。
  • 9月1日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽摩岐市は今日、市内の魔法技術開発を活性化させるため、「魔法技術開発支援条例」の改正を発表した。 ▽今回の改正の核心は、市内の中小ベンチャー企業やスタートアップ企業に対する補助金制度の抜本的な拡充である。  これにより、新たな魔法技術の創出を目指す若手起業家への支援が飛躍的に強化される事になる。 ▽これまでの市の支援策は、魔法特区指定を機に企業誘致を目的としたもので、主に大手メーカーや研究機関に集中していた。  しかし、今回の改正では、設立間もない企業や小規模な事業者が補助金の中心的な対象となる。  これは、市が多様な魔法技術が生まれる土壌生成に本腰を入れようという明確な意思表示である。 ▽この新しい補助金は、研究開発費だけでなく、初期の設備投資や人材育成にも充当可能だ。  商工会議所や既存の魔法具メーカー団体が提供する支援策を補完する形で機能し、若き起業家たちが直面する資金面での課題を確実に解消すると見られ、若手実業家や学生団体からは、既に歓迎の声が殺到している。 ▽「新しい技術を試すには莫大な資金が必要でした。この補助金があれば、私たちのような小規模なチームでも、より大胆な挑戦が可能になります」と、市内で使い魔代替ロボットやドローンを開発するスタートアップ企業の代表は断言している。 ▽今回の改正は、地域経済の活性化はもちろん、未来の魔法技術を担う人材を育成する上で決定的な一歩となるだろう。  市の支援策が、新たなイノベーションの芽を育む起爆剤となることは間違いない。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援・レビュー等々まことにありがとうございます。
    • 1件のいいね
  • 8月16日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽市の魔法会館では、今年も「全国高等学校対抗錬金術大会地方大会」が開催され、会場には生徒への熱い声援が飛び交っている。 ▽今年の課題は「パティシエ・ゴーレム」だ。各校の錬金術科生徒は、ゴーレムに如何に正確かつ簡潔に指示を与えるか、その技術を競う。 ▽昨年の課題であった「3オン3」も、三体のゴーレムを連携させて得点を競うなど高難易度とされていたが、今年は更に芸術点や味も評価に加点されるとあって、参加者たちの表情は一様に険しいものとなっているようだ。 ▽「パティシエ・ゴーレム」は、繊細な操作と緻密なプログラミングが求められる課題だ。メレンゲの泡立て方やチョコレートの温度調整など、指示の曖昧さが完成度に直結する。 ▽生徒たちは限られた時間で魔法理論と実践的知識を総動員し、完璧なゴーレムの完成を目指す。 ▽大会の注目は、8年連続優勝中の県立高専魔法科と、それを阻まんとする市立工業高校錬金術科の対決である。昨年も決勝で激突し、県立高専が辛勝した。今年も両校のドラマに期待が高まる。 ▽主将インタビュー:県立高専魔法科三年・花菱 廉(はなびし・れん) 「今年もまた挑戦的な課題ですが、準備は万全。多層的な指示系統とエラーハンドリングには自信があります。諸先輩方が築いた連覇のプレッシャーはありますが、チームで最高のパフォーマンスをお見せできるかと。市立工業は強敵ですが、己の力を信じ、全力を尽くす所存です」 ▽主将インタビュー:市立工業高校錬金術科三年・金森 美好(かなもり・みよし) 「昨年の雪辱を果たすため、この一年間努力してきた。『パティシエ・ゴーレム』は我ら市工のお家芸、精密制御技術が生きる課題。県立高専は強いですが、花菱主将の胸を借りるつもりで臨み、今年こそは必ず優勝旗を持ち帰ります」 ▽最終日には「デコレーション・ケーキ」を課題とした決勝戦が行われる。栄冠がどの学校の手に輝くのか、錬金術界の未来を担う若き才能たちの戦いから目が離せない。 ▽大会の様子は公式YouTubeチャンネル、または、マギシティ・ケーブルTVで実況放送中。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援・レビュー等々まことにありがとうございます。
    • 1件のいいね
  • 8月2日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽摩岐山山腹に鎮座する御嶽神社の権禰宜、榊原主税氏(76)が市に対し、長年にわたり管理してきた霊泉の権利権限移譲を陳情していた件で、氏は公聴会を経て、公費による管理体制へ移行する方針を固めた。 ▽榊原氏は、市の魔法特区指定以来、利用者が増え続けている霊泉の設備老朽化に加え、市内各所の霊的スポットの整備に掛かる費用と労力が限界に達していることを訴えていた。 ▽また、市内最大の霊的スポットの一つであった占い師・御饌淵真名(みけぶち・まな)(88)氏の店舗敷地内にある古井戸が、孫の美弥氏(24)による相続後、マナアイテム店「マナの店みけにゃん」に改装され、無許可での霊力封入アイテム販売が横行していた問題も併せて指摘していた。 ▽公聴会では、榊原氏と美弥氏双方の意見が聴取され、その結果、市は新たに公益法人を設立し、摩岐山と御嶽神社の神域を公費で管理することを決定。 ▽マナアイテム店を経営する美弥氏については、同法人へのライセンス料支払いを条件に関係正常化を図る。 ▽さらに、美弥氏が店舗で配布していたマナスポット案内マップと利用マナー啓発文の効果が認められ、今後はこの公益法人が作成を担う見込み。 ▽この新体制により、摩岐山を中心とした地域の霊的環境の保全と管理が、より公的かつ安定的に行われることが期待される。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援・レビュー等々まことにありがとうございます。
  • 7月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽先週末、真樹平演習場で開催された恒例のクロユリ祭は、今年も多くの来場者で賑わった。 ▽今年注目を集めたのは、全国で初めて新設された魔法大隊の紹介。これまでの装備品等の展示に加え、訓練展示では召喚獣による大迫力の模擬戦闘訓練が披露され、火球や雷撃の飛び交う中、縦横無尽に駆け巡る圧巻のパフォーマンスが展開。  術者隊員の的確な指示に応え、俊敏に動く召喚獣たちの姿に、見学者から度々感嘆の声が上がった。 ▽更には、訓練の合間に巨大な召喚獣が術者隊員相手に「お手」「おすわり」といった愛嬌ある仕草を見せると、見学席から温かい笑いが沸く一幕もあった。 ▽訓練展示後の取材で、魔法大隊々長の龍牧健司三等陸佐は、「国民の皆様の期待を背負い、我が魔法大隊は日々錬磨を重ねています。今回の展示で、魔法技術の可能性と、隊員たちの努力の一端を感じて頂けたなら幸いです。今後もより一層の訓練に励み、国民の安全と平和に貢献できるよう精進して参ります」と、力強い抱負を述べた。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援・レビュー等々まことにありがとうございます。
  • 7月1日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽摩岐市教育委員会は、市内の公立小学校に通う一年生に対し、夏休みの副読本として魔法の初等教育用冊子「はじめてのまほう」の配布を開始した。 ▽この取り組みは、従来の魔法教育が抱えていた「専門性への敷居の高さ」「実践機会の少なさ」といった課題に加え、術者の親族の有無に起因する「家庭環境による教育格差」を是正し、全ての子どもたちが魔法に親しみ、その可能性を広げることを目指している。 ▽今回の「はじめてのまほう」配布により、夏休みという長期休暇を活用し、自宅で気軽に魔法の基礎知識に触れる事が可能となる。 ▽カラフルなイラストと可愛らしいキャラクターを起用した分かりやすい解説は、子どもたちの学習意欲を刺激し、座学だけでは得られない「魔法への興味・関心」を育むと期待されている。 ▽取材をした市立相生小学校1年3組で冊子を受け取った児童からは、「早く魔法を使ってみたい」「夏休みが楽しみ」といった喜びの声が聞かれ、早くもその効果の一端が現れていた。 ▽市教委の担当者は、「この冊子を通じて、子どもたちが魔法をより身近に感じ、その楽しさと可能性を発見してくれることを願っている。更には、この取り組みが未来の術者を育む一歩となることを期待している」と語る。 ▽摩岐市の今後の展望としては、「実践型ワークショップの開催」「地域コミュニティとの連携強化」「学校正規カリキュラムへの導入」等を検討しているとの事。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びにフォロー・応援・レビュー等々まことにありがとうございます。
  • 6月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽近年、市内で増加する迷子の使い魔が、保健所の業務を著しく圧迫している問題を受け、市議会はこの度、マイクロチップ登録を義務付ける法案を提出した。  この法案が可決されれば、全国でも珍しい使い魔の登録制度を導入することになる。 ▽摩岐市保健所には、毎日平均して5~6件の使い魔が保護されていると言う。「通常のペットとは異なり、使い魔は特定の術式が施されており、保護後の管理や術者への連絡に特殊なノウハウと手間がかかる」と、担当職員は疲弊した様子で語る。  中には、一部の悪質な術者による使い魔の大量遺棄も報告されており、問題の深刻化が浮き彫りになっていた。 ▽市議会が提出した法案の主な目的は、迷子の使い魔が発見された際に、マイクロチップ登録された術者の情報を用いて迅速に返還することにある。  これにより、保健所の負担軽減は勿論のこと、術者に対して使い魔への責任感を高め、遺棄の防止に繋がることが期待される。  市議会議員の一人は、「使い魔は術者の分身であり、責任を明確にすることは魔法特区としての品格を保つ上でも重要だ」と強調する。  将来的には、登録されたデータを基に、より効果的な関連政策の立案にも繋げたい意向だ。 ▽しかしこの法案に対し、術者の間からは賛否の声が上がっている。  賛成派からは「迷子になった時にすぐに見つかるのは安心」「無責任な術者が減るのは良い事」といった意見がある一方、「チップ埋め込みの費用や手続きが負担」「個人情報の取り扱いが不安」といった懸念の声も聞かれる。  特に、使い魔の情報が詳細に登録されることで、術者のプライバシーが侵害されるのではないかと言う声は少なくない。 ▽法案が可決された場合、具体的な施行には、登録手続きの詳細、埋め込み費用の補助、未登録の使い魔への対応、そして何よりも個人情報保護の為の強固なセキュリティ体制の確立など、多くの課題が残されている。  摩岐市の新たな試みが、術者と使い魔と市民により良い共存の形を築けるか、今後の動向が注目される。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びに応援、レビュー等々ありがとうございます。
    • 1件のいいね
  • 6月1日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽透明魔法を悪用し、摩岐警察署に犯行予告を送り付けるなど、大胆不敵な手口で市内を荒らしまわっていた「クリスタル・ラット」を名乗る連続窃盗犯が、昨朝ついに御用となった。 ▽現行犯逮捕に貢献したのは、先日発生した召喚事故の被害者である乾爽太氏(28)。 ▽乾氏は現在、身柄保護の為一時的に警察官舎で起居しており、摩岐市での生活に馴染もうと早朝ジョギングを日課にしていたところ、逃走中の犯人と遭遇。咄嗟の判断で取り押さえ、現行犯逮捕に及んだ。 ▽摩岐署の調べによると、乾氏は並行世界において柔道・剣道・合気道の有段者であり、逮捕術では優勝経験もある一線級の警部補であったと判明し、署内では時ならぬヒーローの出現に沸き返っているとの事。 ▽一方、「クリスタル・ラット」こと佐藤透(32)が使用していた透明魔法が、乾氏には効果が無かったことも判明し、これに衝撃を受けたか、以降の取り調べには素直に応じていると言う。 ▽摩岐署では、この特異な能力に着目し、乾氏を魔法犯罪撲滅の協力者として、好待遇で迎え入れたい意向を示している。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読・応援・フォローありがとうございます。 ※更にはレビューにコメントも頂戴し、幸甚の至りと存じます。
  • 5月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽昨年逝去した市内在住の実業家、中村清隆氏(享年78)の遺産相続を巡り、長男の清文氏と実弟の隆義氏それぞれの親族会が紛糾している事が分かった。 ▽故中村氏が一代で築き上げた魔法具大手メーカー、中村宝具㈱の経営権は、現在実弟の隆義氏が握っている。一方、長男の清文氏は子会社である中村アイテム㈱の社長を務めており、かねてより両者は相続権を巡って対立していた。 ▽事態が動いたのは先日行われた親族会でのこと。関係者によると、この場で事態の収拾を図るべく、双方の顧問霊媒師が召喚した故中村氏の霊による証言が行われたと言う。 ▽しかし、この証言内容が清文氏側の主張と隆義氏側の主張で大きく食い違ったため、会議は紛糾。双方譲らず、最終的には法廷での決着を目指すことになりそうだ。 ▽地元経済界の重鎮であった故中村氏の遺産を巡る争いは、地域社会にも波紋を広げており、今後の裁判の行方が注目されている。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びに応援ありがとうございます。
  • 5月1日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽長らく議論されて来た改正薬事法がいよいよ施行の運びとなる見込み。 今回の改正は、回復薬や鎮痛薬といった汎用性の高い魔法薬について、長らく秘伝とされてきた冗長で複雑な術式を整理・統一した上で、広く一般に開示すべきとの世論の高まりを受けたもの。 ▽これにより、品質の安定化や偽造品の排除に繋がると、小売業団体は概ね歓迎の意向。また、魔法薬術を持たない人々や、魔法薬の入手が困難な地方在住者や経済困窮者でも恩恵を受けやすくなり、医療機関の負担減も期待されるため、魔法医療業界からも支持の声が上がっている。 ▽その一方で、製薬業界や研究機関からは、術式の単純化による副作用の発現や、熟練術者や専門機関による厳格な品質管理が行き届かなくなる可能性も示唆されており、更には、中小メーカーや独自の技術で付加価値を付けて来た研究機関にとっては、競争力の低下に直結し、経営の根幹を揺るがす事態となりかねないとの懸念も根強い。 ▽政府はこういった各業界団体の声を受け、同法の施行に向けて安全性確保のための具体的な対策や、中小業者へ影響を緩和する為に具体的な支援策を早急に示す必要があるだろう。 ※このポストはフィクションです。 ※※毎度のご愛読並びに応援ありがとうございます。
  • 2025年4月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽ベルリンで開催中のエクストリーム・ライディング国際大会で、摩岐市出身の葉掃一路選手(26)が金メダルを獲得した。 ▽葉掃選手はコントロールが難しいとされる竹箒でのエントリーにもかかわらず、高難易度のトリックを次々に成功させ、審査員を唸らせた。 ▽また、エキシビジョンでは紋付袴姿で登場。和テイストのBGMにのせて座敷菷を乗りこなし、持ち味のトリッキーな妙技を披露。しなやかな長身と甘いマスクも相俟って、観客席からは黄色い声援が絶えなかった。 ▽葉掃選手は、地元摩岐市の清掃会社アラキ産業㈱でクリーンスタッフとして勤務する傍ら、市立大学魔法科時代の仲間と結成したチーム「スイート・スイーパー」で日々研鑽を積んでいた。 ▽受賞後のインタービューで葉掃選手は、「この栄誉は僕だけでなく、仲間との切磋琢磨の賜物です」と謙虚に語った。 ▽摩岐市役所では、葉掃選手の功績を讃え、市民栄誉賞の授与を検討しているとの事。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度のご愛読並びに応援♡・☆レビュー・フォロー等々ありがとうございます。
  • 2025年4月1日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽昨早朝、柳川町3町目交差点付近をパトロール中の警察官が、路上でうずくまっていた不審な男性を保護した。 ▽男性は憔悴しきっており、事情聴取の結果、召喚事故に巻き込まれた犠牲者である事が判明した。 ▽現場付近に残された召喚陣の術式を解析したところ、県立高専魔法科に通う男子学生(17)が浮上。警察は少年を補導の上、現在摩岐署で事情を聴いている。 ▽これまでの供述によると、少年が授業で習った召喚の術式を試したところ、制御を誤り、並行世界の住人を召喚してしまった可能性があるとの事。 ▽召喚された男性は、元の世界に帰る手段を失い、途方に暮れていたところを保護された模様。 ▽一般的に、召喚陣の展開は、法令により指定区域内での行使に限られており、学生や免許取得中の研修者等が利用する際には、1級以上の術者の監督が必要とされている。 ▽警察は今回の事故を受け、県立高専に対し、魔法教育における安全管理の徹底を要請。また、県内の各召喚士団体を通じ、今後同様の事故が起こらないよう、注意喚起を促している。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度ご愛読並びに応援ありがとうございます。
    • 1件のいいね
  • 2025年3月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽一昨年逝去した召喚士カナ・リコッタ氏(63)の業績を称える追悼展示会「アートとしての召喚陣」が、県立美術館で開催される事が決定した。 ▽リコッタ氏は国際召喚士連盟名誉理事を務める傍ら、母校である県立高専魔法科で客員教諭として教鞭を執るなど、後進の育成にも尽力されていた。 ▽その術式は正確無比にして美的センスにも優れ、アートとしても高く評価されており、愛好家は術者にとどまらず、内外の芸術関係者からも多くの支持を得ていた。 ▽この度開催される追悼展示会は、リコッタ氏の多岐にわたる作品を一堂に展示し、その人生と業績を振り返る内容となっている。 ▽会期中には、氏が教鞭を執っていた県立高専魔法科生徒の企画・運営による、親子で楽しめるワークショップ「描いてみよう召喚陣」も開催される。 ▽カナ・リコッタ氏追悼展示会「アートとしての召喚陣」は、4月1日から6月30日まで県立美術館にて開催予定。 ▽なお、展示予定の召喚陣は、術式の一部を改変またはマスキングするなどの安全措置が取られているとの事。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度ご愛読ならびに応援ありがとうございます。
  • 2025年3月1日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽先週末、今年度の魔法技術大賞の授賞式が開催され、農業法人「さわやかマンドレイク」の技術部長タント・ナラセル氏(54)が開発した「マンドレイク無音収穫法」が大賞を受賞した。 ▽コボルト族を曾祖父に持つナラセル氏は、この革新的な技術を20年にわたり開発し続け苦難の末に完成したとのこと。 ▽「マンドレイク無音収穫法」は、従来の方法では避けられなかったマンドレイクの叫びを、音響機器メーカーと共同開発したノイズキャンセリング・システムを屋内圃場に設置することで、安全かつ効率的な収穫を可能にしたもの。 ▽授賞式にてナラセル氏は「我々の開発した技術が評価され、大変光栄です。曾祖父の苦労を礎に、スタッフたちの長年の努力が報われ、更には、魔法農業の未来に貢献できることを嬉しく思います」とコメントしている。 ▽ナラセル氏の技術は、既に多くの注目を集めており、各地の魔法農業団体からセミナーの申し込みが殺到。これにより、受賞の収穫法が広く普及し、更なる技術革新や魔法農業の発展が期待されている。 (写真はマンドレイクの株を手に笑顔のナラセル氏=農業法人「さわやかマンドレイク」提供) ※このポストはフィクションです。 ※毎度ご愛読&応援ありがとうございます。
  • 2025年2月15日

    魔法技術新報ローカル版

    ▽先日、「オニキス横丁」の名で市民に人気の飲食店街を全焼した火事で、摩岐署では火元と見られる「スナックあるけみぃ」の店主、鈴原佐紀こと本間弥生氏(45)を取り調べ中。 ▽本間氏は調べに対して「店番はゴーレムに任せていた。自分は外出中だったので火事の原因は知らない」と供述しているが、本間氏が保持する錬金3級ではゴーレムの生成は許可されておらず、署では改正錬金術法違反に加えて、魔法生成物管理法違反についても捜査を開始すると発表。 ▽なお、火災による怪我人は報告されておらず、被害総額についても現在調査中。消防当局は本間氏の供述に基づき、当日のゴーレムの動向や生成過程についても捜査の予定。 ▽摩岐市では魔法特区に指定されて以来、市役所住民課では殺到する転入者の対応に追われているため、希望者の資格の精査が不十分であるとの声もあり、当局の迅速な対応が求めらている。 ※このポストはフィクションです。 ※毎度の御愛読ならびに応援ありがとうございます。
  • 2025年2月1日

    魔技新報ローカル版

    ◇先頃勇退した地域最高齢の解呪師、沢田ナヲ氏(203歳)の表彰式が、昨日摩岐市役所市長室にて執り行われた。 ◇表彰式は、摩岐市民病院創設以来、足掛け3世紀に亘る保健行政への貢献を讃え、柿沼誠一市長より慰労金と記念品を贈呈されたもの。 ◇柿沼市長は感謝の言葉に続けて「沢田師の優れた解呪術は、広く後進の模範となるでしょう」と称賛し、「ありがとうございます」と感激と共に受け取る沢田氏と固い握手を交わした。 ◇沢田氏は200歳を機に現役引退を表明し、多くの魔法医療関係者から惜しまれながら職を退いた。 ◇今後は念願だった男性アイドルの「推し活」に励みたいと意気軒高。 (写真は記念品の盾を手に笑顔の沢田さん=中央右) #このポストはフィクションです。
  • 2025年1月21日

    近況ノートについて

    毎度ご愛読ありがとうございます。 また、日々の応援💛もありがとうございます。 めちゃくちゃモチベ上がります! さて表題の近況ノートの件ですが、 進捗報告は無愛想ながらもXでやっている上に、 日々の雑感も特筆すべきことは何もない凡人ゆえ、 何を書いたらよいものか皆目わからず……。 という事で、以前Xでやっていた小ネタでも 披露しようかなどと企んでおります。 月に1、2度の低頻度ではありますが、 箸休め代わりに御笑覧いただければ幸いです。
    • 1件のいいね
  • 2025年1月11日

    お礼言上

    毎度ご愛読ありがとうございます。 こちらに移転して10日になりますが、 早くもブクマやフォロー、 更には沢山の応援♡を頂戴するなど、 嬉しい通知が引きも切らさぬ毎日。 中には「なろう」から引き続いての 読者様もいらっしゃるようで、 字書き冥利に尽きるものに御座います。 こちらでの連載も走り出したばかりで 先は長うございますが、 末永くご愛顧頂けます様、 宜しくお願い申し上げます。
    • 1件のいいね
  • 2025年1月1日

    明けましてお目出度う御座います。

    新春の御慶びを申し上げます。 そして初めまして! 桜城静夜と申します。 本日より連載開始の作品は、 ミッドナイトノベルズ掲載作品を、 加筆改稿再編集の上、 再掲したものに御座います。 どうぞ末永くご愛顧頂けます様、 宜しくお願い申し上げます。
    • 2件のいいね