スペースオペラの連載を始めました。更新は毎日午後9時頃です。
古典スペースオペラをオマージュした……というより、宇宙船の推進方式はエドモンド・ハミルトンの「キャプテン・フューチャー(1940~)」のそれをほぼそのまま借用しています。多少のアレンジはしましたけどね。
しかし「キャプテン・フューチャー」に登場する推進方式は、先駆けるE・E・スミス「宇宙のスカイラーク(1928~)」のそれとほぼ同じなのです。
いずれもトンデモ理論ではありますが、作中では矛盾なく描写されており、サイエンス・フィクションというよりはスペース・ファンタジーだと思えばいいわけです。
ですが宇宙を舞台にしていようが、剣と魔法の世界だろうが、人間そのものは変わらないわけです。
本作は宇宙船のレースを題材にしていますが、たぶん田舎の学校でレーシングカーの話に置き換えても成立するストーリーだと思います。
……いや、無理かな。