皆様こんにちわ。
拙作『幼馴染の武術家少女と暮らす鬼殺しのふるさと』略して『おさぶ』の第一部が終わったあとにやった総集編の人物紹介ですが、間違って消去してしまったと思っていたんですがこの度発掘に成功しましてね。せっかくなんでここに貼り付けさせてください。なにも手を加えてないので読んだことがあるかもですが、もし読んでない人がいればぜひお楽しみください。
では、どうぞ。
神に選ばれし雑魚。
出番を待ち続ける不屈の脇役。
日の目を見ることのなさそうなキャラ設定……。
そんな愛すべきキャラクターあっての本作。
節目であるここらで一度、彼らの輝かしい軌跡を振り返ってみようと思います。
① 金田(第7話)
東京ドーム地下闘技場とは《《別の場所》》にある地下闘技場闘士。元プロボクサーだが、かませらしく全くいいところなしでリューに金的を喰らい観衆の同情を誘った。
決まり手はそのえげつなき技、九門九龍・『速歩荊《はやあしいばら》』。
金田はリューに敗北後、『リュー』という単語を聞くと(例えばバリューセット)冷汗が止まらなくなり、股間を抑えて蹲る不憫な体になってしまったが、自己責任である。
リュー「え? 『金田さん』? ……誰ですか? その人」
② アキをボコった鬼(第24話)
名前もないただの雑魚。チンパンジーによく似たけむくじゃらのイメージはベルセルクに出てくる化け物がそんな感じだったかなー程度のもので、作者もぼんやりしている。
虎子にワンパンで倒され、留山に遠回しな死刑宣告をされ、マリー姉妹に食われる。
マリー姉妹「「クッソ不味《まず》かったです!」」
③ 有馬道場の門番(第33話)
有馬流では名の通った彼もマリー姉妹には全く歯が立たず、マリオンに腕を折られそうになって半泣きしていた。その後リュー達に助けられた途端元気を取り戻し、マリー姉妹に『いいお兄ちゃんアピール』をしていた彼に対する印象は以下の通り。
澄「ロリコン」
ヤイコ「ロリコンね」
マリー姉妹「「雑魚でロリコン! あの人終わってます!」」
④ 有馬麗鬼
一見メインキャラに見えてモブ。ただどうしても麗鬼がいないと成り立たない場面もあり、今後も度々登場する。
当初の内容では虎子ともっと激しいバトルを繰り広げたが、割愛した。
その時は槍を使用していて、その槍に『ゲイボルグ』と名付けるちょっと中二病キャラだった。
現在の麗鬼は……やはり中二が抜け切れていないところもある。
麗鬼「新しい技の名前、『下り飛竜』なんてどうかな……」(ニヤニヤ)
⑤ 有馬環
病弱だが実力は十分。薙刀と弓を使う設定だが、戦闘シーンは無い。今後も一切無い。
⑥ 藤原拓也
有馬家専属ドライバーにして仁恵之里最速の男。実家は豆腐屋ではなく、新聞屋。
高校卒業と同時に武人会に就職し、虎子の過去編の際はまだ20歳だったが武人に対して絶対的な敬意を払っているので年下の虎子やリューにも『様』をつけたりと、律儀で真面目な性格。
しかしクルマに乗ると走り屋の血が騒ぎ、たとえ武人会の車でも必要とあらば秘技・溝落としにて最速の称号を守る。
藤原「事故《ジコ》る奴《ヤツ》は不運《ハードラック》と……いえ、なんでもありません……」
⑦ 国友秋
本編の主人公なのに今のところ仁恵之里最弱。語り部役として物語を滞りなく進行する程度の能力と、微弱ながら識も宝才も無効化する謎の力を持つ。第二部でとある人物の弟子となり強くなる予定。
アキ「……《《あの人》》の弟子じゃないだろうな……」
⑧ 一之瀬流
本編のヒロイン。九門九龍免許皆伝一歩手前の強者。母の仇である呂綺乱尽を倒すことを目標に生きてきたが、奉納試合で乱尽の娘・魔琴と闘い心境に大きな変化を感じる……まぁ、その辺りは第二部で詳しく。基本的に天然で大人しい性格だが実はカラオケが大好きで、マイクを持つと人が変わったように演歌からロックまで何でも歌い、しかも上手い。武人会の新年会恒例カラオケ大会では3年連続優勝を果たし、前人未踏の4連覇を目指す。
リュー「九門九龍の稽古の中に発声練習があるんです。武術家たるもの歌って踊れて一人前っていう、お姉ちゃんの教えです!」
⑨ マリー姉妹
留山が魔界の最下層から拾ってきた双子の悪魔。留山の再教育により裏家のメイドとして彼を上から下まで色んな面で支える。自分達の幼い容姿や声が人間男性のある特定の性癖に刺さると知った姉妹は同人ボイス作品『双子のメスガキメイドがお兄ちゃんを耳元で罵倒しまくってあげるね! ざぁ〜こ♡ざぁ〜こ♡♡ 悔しかったら《《わからせて》》みなさいよ♪』をリリース。異例の超絶ヒットでいともたやすく大金を得る。
マリー姉妹「「人間の男ってホントちょろいですね!」」
以上になります。
またいつかやるもしれません。
その時はどうかご贔屓のほど宜しくお願い致します。
おしやべり