前から書こうと思っていた題材があります。しかしこの題材を書くにはかなり抵抗がありました。
結局今までずるずると先送りにしてしまったのです。
その題材とは? 自身がはからずも関わることになってしまった除染作業員です。
すごくナーバスな題材だと思っています。読む人によって受け取り方、感じ方が極端に違うからです。
書き方によっては炎上しかねないとも思いました。
そんなこんなを悩みながらも、やはりこれは体験した自分にしか書けない題材だと思いました。
勿論被災者の立場で書くことは私には不可能です。あくまでも他県人が除染作業員として福島にきて、いろいろな体験をしたことを、ノンフィクションではあまりにも問題があるので、半分位フィクションを交えながら綴っていきたいと思います。
いろいろな考え方もあるでしょうが、暖かい目で見守っていただきたくどうかよろしくお願いいたします。