第七回目の今回は、ギャル忍者嫁である桔梗についてになります。
最初の案では、いわゆる「シーフ」的なキャラを考えていたのですが、それだけだと少しインパクトに欠けると思い、他にも何か「属性」を持たせたいと愚考。
その結果誕生したのが「ギャル」で「忍者」という何とも良く分からん設定のキャラでした。
そして趣味が「オシャレ」という現代っ子。
しかも当初は「黒ギャル」にするつもりで、ダークエルフのソニアとの会話で
「あら? 貴女もダークエルフなの?」
「へ? 何ソレ?」
みたいな事を考えていました……あれ? こっちの方が良いように思えてきた?
ま、まああまり属性を盛るのも良くないと思い、黒ギャル化は見送りとなりました。
性格はとても明るく誰とでも直ぐに仲良くなれる「陽キャ」な娘で、パーティメンバーの「潤滑油」的な役割を担っています。
桔梗について裏の設定ですが、桔梗の生家である「時岡家」は、かつて戦国時代でその名を轟かせた「服部半蔵」の子孫という事になっています。
そう、実は彼女結構な「お嬢様」だったりします。
その所為で私生活は息が詰まる程の窮屈さを誇り、その反動で自由を求めた結果、ギャルになってしまったのでした。
更に、桔梗の世界では「日本」は「日ノ本」と呼ばれ、「江戸幕府」が滅びることなく現代まで続いた世界をイメージしています。
今も「将軍」が日ノ本の政治を動かしている……そんなパラレルワールド的な世界ですね。
そんな今後使うかどうかも分からない設定がてんこ盛りの桔梗さん。筆者も大変お気に入りのキャラクターです。
だって「オタクに優しいギャル」なんて最高じゃないですか(笑)。