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エステル=リンドブラードは悪に染まる

おはようございます。
タイトルの新作を投稿しました。もう読んでいただけましたか?
普段の悪役令嬢の立ち位置とは違うところからスタートします。
是非一度目を通してみてください。

悪役令嬢物はいつも楽しく読んでいるのですが、ふと思うのですよね。

何故彼女たちはあんなにも強者の立ち位置に居るのだろうか、と。

お話の構造上、爵位の高い我がままの許される令嬢が主人公なのは仕方ありません。
彼女たちが巻き起こす、もしくは巻き起こしてしまった『やらかし』のせいでバッドエンドを迎えてしまう。
それを何とか回避していくんだぜ、というのが大筋です。
要は未来(バッドエンド)が見えていて、なおかつその理由や攻略法もある程度分かる状況でお話が進んでいくというものなんですね。
そこでもやしは考えた。

☆その悪役令嬢が敵であれば? と。

つまりは本来の主人公側の視点ではどうなるか。
よく描かれているのは、どこかの地方領主の落胤という形でしょうか。
紆余曲折があって貴族が迎え入れることになった主人公に常識と交友関係を広げるために学園などに送り込む……。
そして貴族の慣習に囚われない彼女にいつしか周りを惹きつけ、最後に悪役令嬢との対決で蹴落とす側となるわけです。

けれどよく考えてみてください。地位もお金もある相手にケンカ売って勝てますか?
こちらは貴族社会に馴染みがなく、受ける指摘は真っ当なものばかり。
言い方に棘があろうとも、有力者から彼女を庇うのは少しおかしな話です。
だって悪いのは主人公だもの。

関わるだけで嫌な思いしかしません。だから見て見ぬふりでしょう。
本腰入れられた瞬間に終わります。だって立場が違いますから
一方的に嫌がらせを受け入れている時だけが死亡フラグを回避できる唯一の時間です。
普通なら折れて諦め、恭順を示すことでしょう……が、それでは話は面白くありません。

さて、ここまで読んでくれた方は興味が出て来たのでは?

エステル=リンドブラードは悪に染まる
https://kakuyomu.jp/works/1177354054910442170

週一くらいの更新を目指しています。
一緒にエステル=リンドブラードの悪だくみを見てみませんか?

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