本編で出てくるかの裏話……
今回は第一次世界大戦での日本皇国とアイヌモシリ連合王国の動き、その後です。
日英同盟等があり、日本皇国はドイツ帝国に宣戦布告。南洋へのドイツ艦体の撃破、中国大陸の青島攻略するまでは、この世界でも史実通りです。ただ、ここで中立を保っていたアイヌモシリ連合王国が動きます。本編内では『日本による中国大陸の利権拡大阻止』を口実にしていたとしていますが、日露戦争の屈辱晴らしとロシアの利益回復が隠れていました。
アラスカ併合から長いこと、アイヌモシリ内にかなりのロシア系移民者が入っています。日露戦争前に満州地方を半分植民地としていたロシアの利益が、講和により日本に取られたことを根に持っていたようです。なので、できたばかりの中華民国支援は口実でした。
満州地方は特殊な環境で、中華民国は面で支配しているわけではなくほぼ空白地帯。両軍ともに勝手に入り乱れて戦っていました。ただ、あまりにも広すぎて陸戦は遭遇戦が行われているのみ。そのため、敵を求めて初期の飛行機(最初は偵察)が活躍することになります。
問題は、欧州でも戦争をしていたので最新鋭の飛行機の知識が入ってくるわけがない。そうそう最新鋭機が欧州から極東アジアまで届くこともなく、情報はまた聞きや写真のみで、現物を見ていない。
しかも、極東アジアで最初に飛んだ『飛行器』が、エンジンを後方に積んだ推進式だったため、『飛行機のエンジンは後ろ。プロペラも後ろ向きの推進式が常識』と、日本とアイヌは独自に推進式の飛行機が、発展していきました。
後で間違いだったことに気が付くより、凝り固まった常識が先行して、頑なに推進式飛行機に特化していきます。
この後、日本もアイヌも第一次世界大戦で膨れ上がった戦費で苦しんでいきますが……
日本皇国は軍備。特にお金のかかる海軍の主力艦艇の建造がスローペースに。とはいっても強行して、ますます財政がきつくなったところに首都直下地震で国家規模の災害対策で、ますます予算不足。そのため、仮想敵国としていたアメリカとの単独で対応をアイヌ軍と共同するきっかけへなります。
アイヌモシリ連合王国は、この戦争に参加を首謀したロシア系移民が弾圧を受けることになります。移民問題を引きずりながら、ロシア帝国の崩壊後のロシア人の再流入、欧州でのユダヤ系迫害から逃れた人の移民阻止(さすがに人道的問題があると、建国された満州国へ斡旋することに)へと……
※補足・裏話は近況ノートに随時追記しています。
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