こんにちは、越智屋です。
今回の裏話。
【氷の侯爵令嬢は、魔狼騎士に甘やかに溶かされる】の主人公エリィは、webでは公爵令嬢、書籍では侯爵令嬢です。
なぜなのか………………!?
答え; なんとなく変えました。
いえスミマセン。ふざけている訳ではなくて、かなり真剣です。
書いている当初、まだ【異世界恋愛】のジャンルに不慣れで貴族階級のイメージがつかめていませんでした。
特にえらい家柄が「公爵」や「侯爵」で、国によっては公爵がないケースもある……という程度の知識だったので、「じゃあ、字面が良いから公爵で」という感覚でwebは公爵令嬢としました。
しかし、さまざまな優れた異世界恋愛モノを拝見するうちに、なんとなく「相場感」が分かってきました……例外はあるかもしれませんが、『公爵家』というと王家の比較的近縁として描かれるケースが多いようですね。(というか、当時なろうで、アドバイスいただいたりもしました)
史実などは、置いておきます。
異世界恋愛モノの読者様の多くが、そういうイメージ感を持っているかどうか。ということが重要なのです。
今回の作品は「王家と親戚関係であるか否か」は重要でなかったため、「侯爵令嬢」に変更しました。どちらでも成立するお話ですが、そのほうが座りがいいな、と筆者が感じた為です。