こちらのお話は、とても久しぶりに書き始めたお話です。
舞台は東西南北にひとつずつ国がある世界。
そこでは数百年に一度、東の国に未性別の皇貴という存在が生まれます。
15歳で配偶者を決め、その国に嫁ぐことで性別が芽生え、大地のエネルギーである地脈がその地へと流れます。
そのため、皇貴を娶った国は繁栄が約束され、逆に娶れなかった国では国力が弱まるということも。
皇貴は特別な存在のため、特別な環境で育てられます。
いずれそういった運命が待っているとは聞かされているものの、ある日突然「今日から数えて12ヶ月後、婚姻の儀が行われます」と通告され、そこから一気に自体が動き出しました。
王子を選ぶか、王女を選ぶか。
前年選ばれた国をさらに強くするか、それとも選ばれなかった国の苦境を救うか。
様々な問題を抱えつつ、今代の皇貴「コトネ」は、大きな選択を前に自分と向き合います。