こんにちは。最近、『にゃ〇こ大戦争』にハマって、ス〇ッチでただひたすら猫を出動させる作業に没頭している、川田戯曲です。
この度は、『義妹と同居を始めたら、何故か元カノがかまってくる』をお読み頂き、ありがとうございました! これほど多くの方から応援されたり、星を頂けたりするとは思っていなかったので、本当に嬉しいです!
それでは、少しだけ作品の内容について触れていこうと思います。
賢明な読者の皆さんには既にバレているかもしれませんが、実を言うと、本作――『義妹と同居を始めたら、何故か元カノがかまってくる』は、とにかく女の子と女の子が口喧嘩する場面を書きたくて書いた、作者の趣味が全開な作品でした。
話数で言えば、第4話後編、第7.5話、第9.5話がまさにそうで――「女の子同士の口喧嘩はいいよなあ~」と思いながら、その辺りは書いていた気がします。
……そもそも本作は、カクヨムコン7に参加するために執筆した作品だったので、カクコンでいい成績を残すために、読者の皆さんにウケるものを書こう! というところから始まっていた筈なのですが――2021年の3月末日。本作の初稿が完成した時には、いつの間にかこうなっていました。あれ? これ、自分の好きしか詰まってなくない?
作中のキャラクターについては――兎崎は一番愛情を持って書き、火花は一番可愛くなるように書き、桃本さんは一番楽しんで書きました。特に桃本さんは、書いてて楽しくなりすぎた感があります。キャラが勝手に動きすぎる……。
加えて、主人公の犬助くんに関しては、彼自身も問題を抱えつつも、クセのあるヒロインズをなんとか受け止められる男の子として書きました。めんどくさ可愛い元カノの兎崎とも、なかなか良いコンビになったくれたと思います。
そんな感じで本作は、作者が好きなキャラクターで、作者の好きな展開を詰め込んだ結果、完成した作品でした。もし本作を気に入って下さる方が僕以外にもいたら、そんなあなたは、性癖――じゃなくて趣味が僕と似てるのかなと思います。お仲間ですね!
それでは、以下よりちょっと宣伝です。
実は自分は、ツイッターなどのSNSをやっておらず、そのため自著や同期作家さんの作品の宣伝をする機会がないので、このあとがきで少しだけ諸々の宣伝をさせて頂きたく思います。
もし興味がなかったら、かっこで囲った部分は読み飛ばしてください――。
【という訳で。ファンタジア文庫様より、僕が執筆した作品――『推しが俺を好きかもしれない』が発売中です。
本作は、根が性悪な有名ボーカリストの女の子と、彼女を推す厄介オタクの男の子が、(傍目には)楽しくラブコメする作品で、現在二巻も鋭意制作中です。めんどくさい、でもそこが可愛いヒロインと、めんどくさい、でもそこが愛らしい主人公が登場しますので、ちょっとでも気になりましたら、試し読みなどしていただければと思います。
加えて、来たる2021年12月18日に、ファンタジア文庫様より、僕の同期である永松洸志先生の新作、『俺の気も知らないで憧れの先輩が恋愛相談してくる』と。
同じく同期である竹町先生が執筆されてる、スパイ教室シリーズの最新刊――『スパイ教室 短編集02 私を愛したスパイ先生』が発売になります。興味がありましたら是非、そちらもチェックしてみてください!
特にスパイ教室シリーズは、同期だからとか関係なく、ただめちゃくちゃ面白いから自分も読んでます。ライトノベルとして、キャラ小説としてしっかり面白いうえに、ミステリー的な驚きを毎巻仕込んでるのがスゴすぎる作品です。おすすめ!
一方、永松先生の新作も、あらすじの時点で良質な青春ラブコメの風格を漂わせているので、ラブコメ好きとしては発売が待ちきれません。楽しみ!】
――以上、ここまでが諸々の宣伝でした。
それでは最後に、読者の皆様に改めて、お礼の言葉を。
繰り返しになりますが、『義妹と同居を始めたら、元カノがかまってくる』を最後までお読み頂き、ありがとうございました!
本作は、あなたの貴重な時間を奪うに足る作品になれたでしょうか? あなたが本作を読み終えた時に――面白かった、キャラが良かったと、そのようなポジティブな感情を少しでも抱いてくださったなら、それに勝る喜びはありません。
カクヨムに膨大な量の小説がアップされている中、自分が書いた作品を見つけてくださり、ありがとうございました。
ではでは、またいつか。