網代 駆(あじろ・かける) 主人公。23歳。元町役場職員。
祖父・網代重蔵の古い家を相続したことから、借金と倉のダンジョンをまとめて引き継ぐことになった我らが主人公。行政実務の経験があり、法律や制度の「建前」と「実際に運用したときの限界」の双方の知識が武器。
第三部では、それまで目立たなかったダンジョン人間としての性能が如実に現れはじめた。あらたなスキルが開放されるたびに悲惨な制限をかけられるため、チートをチートとして使うことができない。
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コアちゃん
青い癖毛の少女の姿をした、網代家ダンジョンそのもの。ダンジョンの端末。
欲望を食べて生き、受け取った欲望を材料として物質・建造物・現象などを生成できる。
当初は「願われたから叶える」「欲望だから食べる」という生物的な判断しか持っていなかったが、駆・鐘々・暦・七築らとの生活を通して、本人に確認する、待つ、断る、あえて叶えない、といった倫理を学んでいる。
特に第三部では、それまで学んできたことが一気に開花しはじめたためか、賢さが明確にあがってきており、駆の相棒としての地位に返り咲いた。
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真白 鐘々(ましろ・かねね)
金銭欲の塊のようなダークエルフ。駆の初期からの相棒。
高校卒業前には資産を億単位まで増やしたほど金儲けの才能があり、「貯金額をハイスコアだと思っている」タイプ。異形化後に口座・信用・住居などを失い、異形向け金融へ手を出した過去を持つ。
祖父・重蔵とは駆より以前から付き合いがあり、異形となった後に世話になっている。重蔵の借金を何とかしようとしたこともあり、彼を「おじいちゃん」と呼ぶ程度には近しい関係だったようだ。
組織内では財務・情報収集・交渉担当。
あまりにも便利すぎてドラえもん枠になりつつある。
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浅葱 暦(あさぎ・こよみ)
単眼種の女性。
顔の中央に大きな一つ目を持つ異形。黒髪で前髪を伸ばし、目を隠すようにしている。
カメラアイ(瞬間記憶能力)を持っており、その優れた記憶力を用いることでコアちゃんから好きなものを作ってもらうことができる。
が、あくまで見た目だけであり、中身や材質まで再現することができない。
駆に恋心を抱いており、それに関連するものであれば、わりと無法な欲望生成が可能。
第二部ヒロインだったため、第三部では非常に影が薄かった。
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舞倉 七築(まいくら・ななせ) 23歳。人魚型の異形。元二級建築士。
名前の由来は「Minecraft」と「7 Days to Die」。
極端に水中生活へ適応した非常に珍しい異形で、水魔法にも優れる。通常の人間向け住宅ではまともに生活できない身体になっている。
もともと建築への執着が非常に強く、幼い頃から地図や間取りを描いていたタイプ。建売会社勤務経験もあり、「人がどう住むか」を考えることそのものが欲望になっている。
第三部のメインヒロインに見せかけて、なにも解決されないまま放り出されるというトンデモムーブをかまされているが、彼女の役割はこれからなので問題はない。
第三部タイトル『ここに住むということ』を最も直接的に体現している人物。
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凪原 詩音(なぎはら・しおん)
有翼種の異形女性。見た目は二十代後半ほど。
非常に大きな翼を持つため、一般的な玄関、車、椅子、衣服、風呂など、社会のほぼあらゆる設備と相性が悪い。
探索者であり、無線関係の技術者。以前はラジオ関係の仕事にも携わっていた。
鐘々や重蔵とも旧知。
鐘々は、シオン姉さんと呼んで慕っている。
役割は無線関連と見せかけてメインアタッカー。鉈で斬りかかれ!
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写見 志紀(うつしみ・しき)
ダンジョン内外通信を研究する男性研究者。
約190cmの長身。ぼさぼさの髪、伸びた髭、窶れた顔という、見た目だけなら完全にマッドサイエンティスト。
ダンジョン内部と外部の通信を成立させる研究を行い、試作機では入口周辺まで通信を通せる段階に達している。
第四部登場予定だったが、早期加入させないと加入時期を逃しそうだったため、急遽加入させられた経緯がある。
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深山 蔵人(みやま・くろうど)
永廊大学・迷宮生態学研究室教授。迷宮研究家・探索者。
四十代半ば~後半ほど。約180cm。精悍な顔、白髪混じりの髭、サングラス。
第二部終盤に登場した、ものすごく有能だがものすごく変態なダンジョンオタク。「ダンジョンに住み、ダンジョンで看取られ、骨を埋めたい」と本気で言う人物。
研究者としての能力は本物で、第三部では駆たちのダンジョン理解を大きく進める。
重蔵とはかつて探索仲間。重蔵が実践、深山が理論という関係だった。この過去のせいで怪しく見えるが、基本的には悪人ではないて——はずである。ただし「ダンジョンが好きすぎる」という一点が危険すぎる。
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白根 律花(しらね・りっか)
異形居住安全審査協会・北関東支部・居住適合判定課、主任審査員。
駆を全面的に信用しているわけではなく、「駆側だから味方」という人物でもない。むしろ公平に疑うからこそ信用できるタイプ。
駆たちの暴走を止めつつ、「合法的にどう通すか」を担う役割という、とてつもなく負担の大きいポジションに立たされてる不遇枠。
第四部では、存分に可愛がられる予定である。
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紅い少女/カミサマ
コアちゃんと瓜二つの少女だが、髪は紅い。
駆からはひとまず「カミサマ」と認識される。
現状のラスボス枠と考えていただいて問題ないです。