雪波 希音

君に会う口実は、いつも決まっている。 これ以外、思いつかないから。

クイズ研究会でただ一人「女子」の私。 好きな人と一緒にいたくて入ったのはいいけど、相手は全然私の気持ちに気付いてくれなくて――。 ……いや、気付くとか、気付かないとかじゃない…

好きな人の「1番」には、いつもなれない。 それなら――『2番目』でいいから。 「体の関係になろうよ」 せめて、好きなあなたと繋がっていたい。 だから――邪魔しないで。

高校から出されるたくさんの課題。 解けなかった時、いつも頼るのは、「フクロウ」こと福原優一郎。 彼へ抱くのは、『好き』までいかない、“切り札”以上の感情。

「好き」と、彼は何度も告げる。 甘い愛を彼女の耳元で囁く。 「今夜飲みませんか？まあ、飲むだけでは終わらないかもしれませんが……」 毎日のように浮気をしていながら――。…

全人口の八割が魔法を使える「魔法使い」の世界。 魔法使いの名家、成宮家に生まれた主人公は、双子の兄と違い魔法が使えなかった。 両親や、昔は仲の良かった双子の兄からも冷たい目で…

この短編は実話を元にしています。 果たして共感していただけるのか……。とりあえず読んでみてください！ 文字数などの関係で書けませんでしたが、実は作中に出てくる男子はめちゃくちゃ…