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キャラ設定:トーリ

トーリ(東山東里)
年齢25歳
容姿:真面目な大人の雰囲気。黒髪。見た目では、至って真面目な印象を与える。
魔法使いモード→軽薄な口調に、それまで抑圧されてきた目立ちたい衝動が爆発している。仮面の中では普段の顔からは考えられない百面相をしている。特にニヤニヤ顔。

目的:姿を隠した状態で目立ち、その噂話を端っこで聞きながら酒を呷りたい。

来歴:小学校では真面目であったが、中学からサブカルに嵌る。
物語の主人公のようになりたかったが、元来の真面目な性格と目立つことによる弊害を考えてしまい、その勇気もなかったため内心で妄想にふけるにとどまっていた。
結果、そのまま大人になってしまい、表面上は真面目を装うが、内心では「この場面俺なら……」みたいなことを考えていた変人。社会人になってしまったことでさらにさらけ出すようなことはなくなってしまった。
ちなみに、自分ではない自分で目立つことができるかもしれないという理由でVtuberになってみたいと考えていた。転生していなければ、どこかで始めていた可能性があった。

しかし、最期には子供のためにと自身の運命を捻じ曲げるほどの勇気を見せたことで異世界への転生を果たした。

異世界におけるトーリの才能
・剣術の才能(中)
剣豪になれるほどでもないが、努力すれば並みよりも強くなることが確約された才能。
剣士として活動する表のメインとして使用しており、その実力は並みの星3つよりも上。剣術の師がつけば剣術のみで星4つになることも夢ではない。
現在は『纏い』も合わせることにより、星4相当の実力も発揮可能。
なお、空間魔法を使用する際と同等の魔力で『纏い』を使えば、星6相当の実力には迫れる。(ただし、纏いのごり押しな上に今の武器ではすぐに限界が来て折れる)

・四属性魔法の才能(カス)
火、水、風、土というこの世界における基本的な魔法の属性を扱う才能だが、(カス)の表記通り初歩の初歩しか魔法が使えない。ただし、魔法を使えるのが珍しいこの異世界において、魔法使いが使用できる属性は1つとされているため、四属性は普通ではない。これにより、『白亜の剣』のマリーンから興味を持たれてしまうことになる。
なお、この才能に付随して異世界の魔力が決まる仕様であったため、魔法に由来する才能がこれのみであればトーリの保有する魔力もカスであった。

・空間魔法の才能(極)
トーリのメインにして最も信頼する才能。
特異属性という部類の魔法で、現在ではその使い手は確認されていない。
大昔には存在していたという記録が他の属性の魔法と共に学園都市の文献に辛うじて残っている程度であるため、その認知度はとてつもなく低い。学園都市魔法学校の教授が知っている程度。
また、その魔法がかけられたアイテムがダンジョンから回収されることもあるが、とても高価なうえにだいたいは貴族が購入している。

現在使用できる魔法
『転移』:指定空間に距離関係なく直接移動する。ただし、一度行った、見たことのある場所を明確に思い出さなければ発動しない。なお、短距離での転移は視界の範囲内であれば問題なく行えるが、これは見えているから可能となっている。

『分隔』:対象を別空間に隔離する。音や光などの物理現象も指定して阻むこともできる。物理的な接触ではほとんど無傷であり、この守りを破るなら魔法に破壊が有効。ただし、竜種のブレス数分間分の威力を要することになる。

『断裂』:指定空間を分けることができる。事前に定めた位置にむけて発動するため、直前に移動されると断裂する位置がずれることがある。(例で例えるなら、x座標y座標z座標で断裂する位置を決めてからその部分を引き裂く)なお、空間そのものを裂くため、防御が意味をなさない。

『拡張』:指定空間を広げる。広げた空間は閉じることもできるため、魔力を使用していると感じ取られることないが、取り出すときのみ注意が必要。(ただし、何の魔法なのかは具体的にわからない者の方が多いため、誤魔化すことは可能)
また、拡張した空間は現実とは別の空間扱いであるため重さは無視できるが、時間経過は現実に則っている。

『固定』:指定対象をその空間(位置座標)に固定する。位置座標の基準(座標で言えば(0,0,0))となるものは指定が可能。
例えば、トーリが空中でボーリスを見下ろしていた時は地上何メートルの位置に自身を固定していた、と言うことになる。
また、自分から何メートルの位置に固定、とすれば自身が歩いても常に固定した距離を保ってついてくるようになる。(その場にあった動かない木を基準にすれば相手も動けない)

『圧縮』:空間そのものを圧する魔法。一片1メートルの立方体空間を無理やり一片1センチメートルに圧縮するようなもので、中の空間ごと潰れる。これによって、内部の対象の密度を高めることも可能。木製の仮面作成に使用した。

『接続』:穴を創り出し、その穴同士を繋げる。穴の大きさと数は反比例するため、蛇の巣掃討の際には体表面に刃が通る穴を複数展開していた。なお、後述する探知による座標の把握がなければ戦闘には役に立たないただのどこでもドアと化す。

『探知』:たぶんトーリが一番よく使う汎用性の塊。空間内部の形や地形を把握し、自身を中心にしてどこにあるのか位置座標も知ることが可能。探知可能範囲で言えば王都中を含むことができるが、その中からただ一つの探し物をする、などは難しい。
マリーンから教わった魔力を飛ばして、魔力の反応を探るトーリ命名の「魔力ソナー」を使用した、と言っては『探知』を使っているため、他人がいる場面でも使用は容易。

この(極)の才能があったからこそ、トーリ自身の魔力は膨大なものとなっている。

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