執筆する前に、準備体操として適当な小話をしよう。
という自己満足な近状ノートです。
執筆モード的なものに入るには、適度な頭の回転と実際にキーボードを叩くのがいい。
そう思っての試みですが、まずは現在投稿中の【澄凪の人魚姫】のアイディアが浮かんだ瞬間でも書こうかな。なんて思ってます。
自分の作品を自分で紹介するのはモチベーションが上がりますしね。
ではまず、全ての始まりから。
澄凪の人魚姫の大本のアイディアが浮かんだのは一年くらい前、旅行先でのことでした。
行き先は福井と富山。
そこにある自〇の名所と知られている崖でアイディアというか閃きがあり、澄凪の人魚姫が始まりました。
最初に浮かんだアイディアは、自〇の名所が実は人魚の休憩所だったら面白くね?
的なもので、自〇志願者と人魚の物語です。
今とは全然違いますね。
アイディアを得た僕は旅行から帰ってきて、それから各地にある人魚の伝説や、アンデルセンの人魚姫を調べ始めました。
すると、惹かれる人魚姫の設定の数々。
完全に惚れ込んでしまいました。
間違えられない、たった一度の恋。
失敗したら泡になって消える。
そんな恋をしたとき、どんなことを思って、どう向き合うのだろう。
はい。
今、まさに口角が上ってます。
最高です。
これ……ヤバい。
当時の僕は素直に思いました。
一つアイディアから、ポコポコ新しい思い付きが湧いて、勝手にアンデルセンの人魚姫を自己解釈したり、物語の先を想像してみたり、それを現在版に変換したり……。
それで完成したのが澄凪の人魚姫です。
表現の描写や、そもそもの技術が足りてませんが、物語の設定としては自分でニヤニヤできるレベルです。
できることならネタバレを無視して、アイディアをまとめたメモと設定集を配布したい……それくらい気に入ってます。
自分の作品ですが、澄凪島に行きたい。
心からそう思います。
でも、まぁ……。
事実、題材というか、ジャンルがweb小説では人気があるものではない。
という現実があります。
僕の作品に、異世界のお姫様はいないし、何か隠れた実力があるわけでもない。
それに澄凪の人魚姫は等身大の恋愛。
そこに【間違えられない、たった一度の恋】というスパイスを加えただけですし、何より恋愛+理不尽。
これが人魚姫の根幹にあるわけですから、それを覆すことはできない。
できるだけ表現や描写をライトにしたり、そもそも主人公の性格を少し残念にして緩和しているのですが、それでも限界があります。
人によっては退屈に思われるかもしれません。
そしてなにより! これは現在、小説を書いている人からみれば最大の欠点。
実はドライな人が好みなのです。
良くあるクールじゃなくて……現実的な思考をしているドライな人が好きなのです。
それは現実でも創作でも……。
現にこれまでできた彼女を友達に紹介すると、怖い。
なんて言われることが多々ありました。
the女の子という可愛い子が書けない。
想像できない。
そもそも、女の子、女の子してる子があまり得意じゃない。
これ、最大の欠点です。
根本からweb小説を書く者として向いていません。
これの治し方を是非教えて頂きたい。
今は趣味全開の自己満足で書いてますが、近いうちに違う作風にチャレンジしたいと思ってますので、それまでになんとかっ!
と、随分と脱線しましたが、そろそろ執筆しないと数日後の自分の首を絞めることになりますので、澄凪島に行ってきます。
近状ノートの使い方合っているのか?
それだけが心配ですが、実際モチベが上がったので他の方にもオススメです。
これから執筆するぞ! という方や筆が止まってしまったという方! 一番こういうものを書いてみてはどうでしょうか?
マジで効果ありますよ!
では、またお会いしましょう!