砂糖多労です。 追放魔術師のその後という作品でデビューしました。 駆け出しですが、どうかよろしくお願いします。
中近世ドイツ傭兵やってます(Twitter参照)。 【受賞・作品歴等】 ・『鍋で殴る異世界転生』:第3回ドラゴンノベルスファンタジー小説コンテスト 大賞、1~2巻刊行中、コミカライズ連載中 ・『スペースメスガキ(♂)』:第8回カクヨムWEB小説コンテスト CW漫画賞 【クラス・スキル等】 ファイターLv3: 金属鎧習熟Ⅰ、ロングソード習熟Ⅰ、メッサー習熟Ⅰ アーチャーLv1: ロングボウ習熟Ⅰ クレリックLv3: 邪神崇拝、東洋医学習熟Ⅱ
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
渡琉兎(わたりりゅうと)と申します! ドラゴンノベルスより『異世界転生して生産スキルのカンスト目指します!』全4巻、『錬金鍛冶師の生産無双 生産&複製で辺境から成り上がろうと思います』1~2巻発売! MFブックスより『職業は鑑定士ですが【神眼】ってなんですか? ~世界最高の初級職で自由にいきたい~』全3巻発売! ピッコマにて『復讐のトップランカー』が06/01より連載開始! 新たな書籍化作品を出すために日夜奮闘中!ファンタジー大好き人間です! よろしくお願いいたします!!
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