こんばんは。
新作短編を投稿しましたのでお知らせです。
寒い日が続きますので、温かい飲み物を飲みながらゆったり読んでいただければと思いながら書きました。
お楽しみいただけますと嬉しいです。
『ある日、無表情な婚約者様の感情が、視えるようになりました』
▽作品のURLはこちらです
https://kakuyomu.jp/works/822139840145137637/episodes/822139840145173344<あらすじ>
伯爵令嬢のラシェルは、婚約者のロイクの訃報を聞いて絶望の底にいた。政略結婚の相手で、しかも上手くはいっていないと思っていたが、彼が遺した日記を読んで、自分がとても愛されていたのだと知る。
(ロイに、愛していると伝えたい)
その想いが奇跡を起こし、ラシェルは過去に回帰する。
ロイクに再会したラシェルがロイクを引き留めると――。
「ラシェがそこまで思ってくれていたのなら、私は視察に参加しない。もともと、一年後に控えているラシェとの結婚式の準備に時間を充てたかったから、断ろうか迷っていたところだった」
「ラシェとの行事なのだから、なによりも先に考えている。愛する人と過ごす時間の方が、何倍も大切だ」
「ラシェルをたまらなく愛しているのは本当なんだ。行動で示すと、伝わるだろうか?」
想像していたよりも溺愛されていたことを知って、たじたじするのだった。
<登場人物>
◆ラシェル・マリュス(ヒロイン)
・伯爵令嬢
・亜麻色の髪、水色の瞳
・二十歳
・ロイクに片想い中
◆ロイク・ブランシャール(ヒーロー)
・伯爵令息
・黒色の長い髪、緑色の瞳
・二十三歳
・感情表現が乏しいが心の中ではラシェルを溺愛している
前半はシリアスですが、後半はほのぼのな(はちゃめちゃかもしれません)雰囲気に仕上げました。
よろしくお願いいたします。