ここまで『太陽に教わり、月と追いかけ、星に見送られて』をお読みいただき、本当にありがとうございました。
100話これにて完結となります。
最初にこの物語を書き始めたとき、まさか自分が一つの作品を100話まで書き切ることになるとは思っていませんでした。
そして、この作品は僕にとって初めて完成させた長編小説です。
水泳部を舞台に、中学最後の夏から始まった高橋海の物語。
太陽のような松岡先生。
月のように寄り添ってくれた佐伯先輩。
星のようにまっすぐ見つめ続けてくれたなぎさ。
三人それぞれとの未来を、一つの結末だけで終わらせず、それぞれの「もしも」の先まで描いてみたい。
そんな思いから、この作品は【月編】【星編】【太陽編】という三つのルートへ分岐する物語になりました。
どのルートにも、それぞれ違った恋があり、それぞれ違った青春がありました。
そして100話を書き終えた今、三つの未来すべてが、僕にとって大切な物語になっています。
もちろん、読んでくださった皆様の中には、
「このルートが好きだった」
「このヒロインを応援していた」
「この結末が一番よかった」
と、それぞれ違った感想があると思います。
もし三つの物語の中に、少しでも心に残った恋や場面があったのなら、作者としてこれ以上嬉しいことはありません。
初めての長編ということもあり、振り返れば拙い部分もたくさんあります。
それでも、こうして100話という長い物語を最後まで書き切ることができました。
ここまでお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
高橋海たちの青春は、ここで幕を閉じます。
けれど、この100話を書いた時間と、彼らと一緒に泳いだ時間は、僕にとって忘れられないものになると思います。
そして、これで僕の物語が終わるわけではありません。
すでに次の物語たちも準備しています。
これからも青春や恋愛を中心に、また新しい物語を書いていくつもりです。
いつかまた、どこかで僕の作品を見つけていただけたら嬉しいです。
そのときは、今回とはまた違った物語を楽しんでいただければと思います。
それでは、また次の物語で。
『太陽に教わり、月と追いかけ、星に見送られて』
最後までお読みいただき、本当に、本当にありがとうございました。