まずは私の作品「右カウンター赤道より」を応援していただいた皆様、お読みいただいた皆様、ありがとうございました。まさかあんなに読んでいただけると思ってなかったので、恐縮の限りです。
カクヨムの外部から読んでいただいた、主に格闘技関係、インドネシア関係の方、中にはかなり著名な方もいらっしゃいますが、お時間いただきまして重ねてお礼申しあげます。
また、TwitterなどのSNSを通じて新たに交流していただいた作者の皆様、同じくありがとうございます。公募の頃のように黙々と1人でやっていた頃とはかなり違う楽しさがありました。皆様の作品は大いに学ぶところがあり、良い刺激をたくさん受けることができました。
しかしながら、多くの方に読んでいただけたことは本当にありがたいなと思う一方で、落選は全く適切な結果であったとも思います。
はっきり言いまして、私が出版社の営業であれば、あの作品売る自信はありません。どんなに販促をすすめても難しいでしょう。
もう少し小さな賞でカラーに合うところに出せばまた違ったのでしょうが、少なくともスポンサーのイメージから遥か遠いところに位置しているというのは私もわかります。
私も物売りの端くれですが、物売るにはいくつか条件があります。面白くて熱や勢いがある。技術力がある。それらは必須であり、さらに営業が売りやすくなるような追い風が吹いている。それも、というかそれこそが重要であると思っています。
自己評価としては、今回の作品は前者2つは不十分、最後は皆無です。そうした作品が商業の流れに乗ることはやはり至難かと存じます。なので次に何かを書く時は、熱と勢い、面白さを重視しつつも、多少は技術や売りやすさも意識して書いて行こうと思います。
また、もう少し創作に対して襟を正し、電車の中でスマホで鼻歌交じりに書くのではなく、やはりノートパソコンでしっかり作品に向き合って書くようにしようかと思います。
今後は公募とwebの両面展開とし、どちらかというと読むより書く方に集中していく予定ですが、どうぞ今後ともよろしくお願いします。