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『しにかけの転生者』 第一シリーズが完結

『しにかけの転生者』
 第一シリーズが完結しました。
 
 まずは、ここまで読んでいただいた方には感謝感謝の味の◯です。
 ありがとうございます。


〜執筆のきっかけ〜


 これは、完全に閃きから始まりました。
 閃きというとカッコつけた言い方ですが、ようは思いつきです。

 ある日、私自身が日々の生活に懊悩していた時、ふと頭に浮かんだのです。

「生きることに悩み苦しむ主人公の冒険ファンタジーはどうだろう?」

 特に目新しくもないアイディアです。
 ただ、こう思ったのです。

「自分の中にあるドロドロした情念をぶち込んでみよう」

 なので、どちらかというとダークファンタジーテイストの作品となりました。
(主人公が女遊びに明け暮れるあたりは、意識的にフザケて描きましたが)


〜作品で描きたいこと〜


 冒頭、主人公は自殺未遂をはかります。
 つまり、初っ端から主人公が生きる事を放棄しようとしています。
 その上、転生してからはひたすら性欲の赴くまま淫らな生活を送る始末。

 なんだコイツ?と思った方もいらっしゃるでしょう。
 しかし、そんな主人公が、
「自分の人生とどう向き合いどう生きていくのか」
 そこがこの作品の大きな核となっています。

 今後、新キャラも登場します。
 彼らとの出会い、また彼らを通して、さらにそういった部分を深く描いていければと考えています。


〜本来書こうと思っていたのとは違かった〜


 もともとは、王道的なファンタジーを書こうと考えていました。
 真っ直ぐな主人公が真っ直ぐに活躍する、わかりやすくスカッとするような作品です。
 さらに言えば、屈折した主人公は書きたくありませんでした。

 ですので、『しにかけの転生者』は、自分でも予想外の作品です。

 しかし、いざ書いてみるとあら不思議。
 今となっては主人公が自らの足で力強く歩いていくではないですか。
 私自身、彼の今後が楽しみです。

 なお、もともと思い描いていた「わかりやすい王道ファンタジー」とは異なりましたが、それでも変わらない方針があります。
 それは、わかりやすく読みやすい文章を書くことです。
 今までに書いた作品の反省を活かしつつ、そこは強くこだわって参る所存です。
 
 
 というわけで引き続き、
『しにかけの転生者』
 お読みになっていただければ幸いです。
 よろしくお願いします。

 また、近々新作も発表します。
 下ネタ満載の?超下らないSFコメディです。
 まだ準備中ではありますが、謎の手応えを感じています。
 是非、お楽しみにお待ちいただければと存じます。 

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