近況ノートへの投稿は初めてですね。よく知りませんけどブログみたいな語り口でいいんでしょうか……。夏の残り火のような暑い日が続きますね、こんばんは。なつひです。
早速本題のお知らせなのですが、まことに身勝手ながら拙作『ショートショート格納庫』の方を削除しようと思います。で、理由の方をざっと。
そもそも『ショートショート格納庫』を作った経緯なのですが、この格納庫の中に入ってる作品は、実は七月~八月までやっていた「毎日何か書こう練習法」の産物ばかりなのです。毎日適当にタイトルを決めて、そこから話を膨らませて作るという、そういう練習です。プロットも何もないので凝った話はあんまり作られず、体感六割ぐらいは夢と現実の間ぐらいのぼやーっとした話になるのですが(格納庫に入れてた『夏陰』は実はほぼその類いの話です)、時々「てのひら」や「河童」のようなそれなりに形になった作品ができる。そういう練習方法でした。で、そういうある程度出来のいい作品を乗せれる場所があるといいなー、と思って作ったのが格納庫だったというわけです。
だったのですが、大きな誤算がありました。というのも、八月に入ってから僕はこの練習をやめてしまっていたのです。飽きたから、というのが理由の半分だったのですが、それ以上にどうやら格納庫を作ったのが原因のようなのです。
練習で生まれる作品は非常に雑多で混沌です。抽象的すぎる詩、ストレスを吐き捨てたグロ、ほぼ日記、恋と自分語り、スプラトゥーン二次創作……で、これができていたのはズバリ「練習だったから」で、もともと人に見せるようなものではなかったからです。
しかし、格納庫が出来たことで、いつのまにか僕の気づかぬうちに練習は『本番』に変わってしまっていました。結果的にそのような雑多な作品を書くことが”出来なくなってしまっていた”のです。
実際、無意識的に「これは投稿出来るような作品にならないな」と、途中で書くのをやめることが、このひと月たくさんありました。原因が格納庫にあると気付いたのは今さっきだったのですが、そもそも練習で生まれた作品からよいものを掬いだして投稿するという作品スタンスだったのに、作品が書けていないなら本末転倒すぎですね……。現になんとこのひと月、格納庫に作品を放り込んだことは一度も無かったのです。はよ気付け。
と、こんな感じの理由で格納庫を削除するという結論に至りました。格納庫に挙げていた作品はどれも結構お気に入りですし、ありがたいことに結構みなさんに読んで頂けてもいたので、正直ちょっと名残惜しさはあります。ですが、自分の創作活動を縛り付ける物があるとモチベーションに強い負の影響があるので、早めに手を打つことにします。中に入っていた作品は違った形で再掲するかもしれません。しないかもしれません。ごめんなさい。遅ればせながら、読んでくださったりフォローしてくれていた方々に感謝とお詫びを申し上げます。
ここ最近投稿は少々疎かですが、誇張無しで僕は創作のことを考えない日がありません。自分は創作を死ぬまで続けるんだと本気で思ってます。現在、長編を書き溜め中なので次の投稿がいつになるかは分かりませんが、しっかり形にして皆さんにお見せ出来たらなぁと思っています。
終わりです。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。