第三部、最後１日500字ずつとか這うように書きながらなんとか完結させたので、ここでは気楽に裏話など書きたい気分。。。
第三部は５つのエピソードで完結した。それぞれテイストの異なる短編になったが、個人的には「キリマンジャロの雪」エピソードが気に入っている。吹雪吹きすさぶ真夏の雪山に登るエルフってのが視覚的で。
あと自動書記的に書いてるうちに意外にも飯テロ話になった「ふたりで晩飯と蜂蜜酒を」とかもお気に入り。これは純粋に書いてて楽しかったので。またこういうのやるつもり。幸い第四部は秋の予定なんで、飯ネタを入れるのに好適だし。
それにしてもそもそも第一部第一話のみの短編だった本作。その後、第一部、第二部、第三部と続けるにつれ物語世界が広がって、各部の構成話数は増える一方。見事な巻き貝状フィボナッチ数列というか。このまま第四部に突入するのが怖いというか。
第四部でものほほん路線を続けるつもり。とはいえお嬢の羽も再生しちゃったし、大家にバレたらヤバイんで、どうなることやら。今はまだいくつかのシーンが頭にあるくらい。まあまたいつもどおり妄想膨らませるところからだな。。。
本作には楡の木荘関連の謎が多い。だが「解いてスッキリ」というミステリ路線ではなくて、不明点の多い世界で遊ぶ感じの世界観にしているつもり。秘密は秘密のままでも楽しいという線に持ち込めたかは、読んで判断してください。ダメだったらごめんなさいー。。。
第四部もその方向で楽しんで頂けると、うれしいなあと。