「異世界ネコと和解せよ」完結した。週一更新ののんびり連載に付き合っていただいた方々、ありがとうございました。応援に励まされてなんとか書き切りました。
「夜の翼」と違って「ネコさば」は気楽に書いた作品。第一部完結後、第二部「異世界ネコ」に入ってからは特にそう。漠然としたプロットだけ頭の中に置いて、即興執筆に近い感覚で書いてた。
なのでけっこう展開で困ったりしてね。
「いや伊羅将が決闘させられそうになったら、レイリィ大暴れするだろ。どうすんだよ。第一部で、王家の聖地をボロボロにしたチート能力だぞ」
「どうしよ。。。」
「そうだ。レイリィの能力が枯渇したことにしよう」
「どうやって枯渇させんだよ」
「うーん。。。ゆ、夢に出て？」
「はあ？ いつも出てるじゃん問題なく」
「に、ニンゲン以外の夢に出たら極端に消耗するってセンでひとつ」
「じゃあ、調査のため敵の夢に出させるか。枯渇するので部族のタブーってことにしとけば、リンの夢に出て真意を問い質さなかった理由にもなるし」
「それや！」
とか、ひとり脳内会話しながらヒイヒイ書いてた。もっぱら、レイリィ関連で悩んだかな。
結果的に、伊羅将が苦労しまくる物語になった気が。。。
でもその分、報われさせてあげた。真面目にやれば成功できるって、この世界では夢見たいじゃん。よく考えたらハーレム構築成功してるし。ニンゲンはひとりもいないけどｗ
第三部「ニライカナイ探索編」は、まだぼんやりといくつかのシーンが頭にあるくらい。しばらく妄想に励みます。