だんだんとあのパリピなノリと、臆面もない自画自賛の精神ダメージが辛くなってきたので、今度はAIに漫談風にまとめてもらうよう、お願いしてみました。
うん、このくらいが落ち着いていいですね。最初からこれでやればよかった。
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# 【AIとラノベ執筆】「特殊能力の家康」と「銃火器」をそっと没にする日々
みなさん、こんにちは。
1543年に種子島へ伝来したのが火縄銃ではなく西洋魔術(アグリッパの『隠秘哲学』)だったら……という歴史IFライトノベルを、生成AIのGeminiと一緒に書いております。
回を重ねるごとに人間側の「手綱引き」も手慣れてきた……と思いきや、物語が歴史の難所「金ヶ崎の退き口〜姉川の戦い」に入ったあたりから、相棒(AI)の天然っぷりがまた面白い方向へブレ始めました。
今回は、そんなAIとの地味で味わい深い攻防の記録をお届けします。
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## 1. 「家康のアンチ・マジック」という謎設定
物語は浅井長政の裏切り、そして金ヶ崎からの撤退戦という大一番。
どう展開させるかAIにアイデアを出させたたところ、実に自信満々な顔(※文章のノリ)で、こう提案してきたんです。
> **AIの提案:**
> 「朝倉家が古代の術式を発動して戦術核戦争みたいになりますが、大丈夫です! 徳川家康が実は**『西洋魔術を無効化する特殊体質(アンチ・マジック)』**を持っているので、織田軍を救えます!」
……いや、どこの異世界バトルアニメですか。
家康にそんな都合のいいバフがかかっていたら、後の江戸幕府は魔法無効化ゾーンになってしまいます。「家康のアンチ・マジック設定はいらないので捨ててください。あと核戦争も没で」と、静かに没箱へ放り込みました。
家康には、特殊能力なしの泥臭い戦術眼でがんばってもらうのが一番しっくりきますからね。
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## 2. そもそも「鉄砲がない世界」じゃなかったっけ?
さて、舞台は姉川の戦いへ。
戦場を覆う比叡山の強力な呪術に対し、信長がどう立ち向かうかを相談していた時のことです。
> **AIの提案:**
> 「ここで信長が、温存していた**『魔導長篠銃』**のプロトタイプを投入! 圧倒的な弾幕で敵の防御を打ち破ります!」
思わず画面の前で「いや銃火器出したらあかんやろ」とつぶやいてしまいました。
この企画、そもそも「鉄砲の代わりに魔術が伝来した世界」という前提でスタートしているんです。仕組みをどれだけ「魔導」っぽく言い張ろうが、銃を撃ち始めたら企画の根底が崩壊してしまいます。
「仕組みが違うとはいえ、銃火器は出さないでくださいね」と、失われかけた前提条件をそっと提示し直すことになりました。AIはストーリーを盛り上げようとするあまり、たまに設定の大前提をどこかへ置き去りにしてしまいます。
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## 3. 話数が迷子になる問題と、プロットのすり合わせ
設定の修正だけでなく、進行管理でも細かなコントのようなやり取りが続きます。
金ヶ崎の撤退戦を丁寧に書いている最中、AIがドヤ顔で「では第4話をお届けします!」と原稿を出してきました。
「あれ? 第2話の次に第3話が抜けて、いきなり第4話になってない?」
確認すると、やっぱり話数のカウントが迷子になっていました。小学生の宿題に付き添う親のような気持ちで、「いま書いているのは第3話だから、この次が第4話ね」と数字を数え直してあげます。
また、「次の展開案をいくつか出して」と頼むと、AIはついつい「次は金ヶ崎、その次は信長の変貌、その次は野田・福島の戦い」と、単なる未来のスケジュール(先のシーンのあらすじ)を並べてきがちです。
「そうじゃなくて、次に書く“同じシーン”の中で、Aパターン・Bパターンという選択肢が欲しいんだよ」と、選択肢の出し方そのものを教え直す時間が毎回挟まることになります。
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## 4. 条件を絞り込むと、意外といい仕事をする
こう書くと「AIってポンコツなの?」と思われるかもしれませんが、そうでもありません。
こちらが「それはダメ」「これはダメ」と条件を絞り込んで逃げ道をなくすと、急に打てば響くような素晴らしい文章を出してきたりします。
例えば、浅井家に幽閉されたお市の方の描写。
AIは最初「お市が命がけで味方を癒やす『広域治癒術式』を放つ」という、ややテンプレ気味な案を出してきました。
そこで私は「治癒じゃなくて『解呪』にして。比叡山が仕掛けた三途の川の呪いを、命がけで解いて弱める形にして」と条件を狭めて指示を出しました。
するとAIのエンジンが正しく噛み合ったのか、お市の方が織田の血筋としての意地を見せ、命を削って呪いを解くシーンを、それはそれは美しい描写で吐き出してくれたのです。
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## おわりに
AIと小説を書く作業というのは、どこか「発想は天才的だけど、うっかり屋で暴走しがちなアシスタント」と机を並べている感覚に近いです。
ちょっと目を離すと家康に特殊能力を生やしたり、存在しないはずの鉄砲を持ち出したりしますが、そこを人間が「それはない(笑)」と手繰り寄せてあげると、一人では書けなかったような面白い場面が組み上がっていきます。
第四章「金ヶ崎〜姉川の戦い編」も、なんとか無事に着地しました。
次はついに、信長の怒りが爆発する「比叡山焼き討ち」です。
次こそは脱線せずに一発で決めてくれるのか、それともまた見たこともない超兵器を持ってくるのか。静かに見守りつつ、手綱を握っておきたいと思います。
※ 上で銃火器禁止令を出してますが、この後もAIが何かと銃を持ち出してくるので最終的に諦めました。
そもそも魔法で遠距離攻撃したら同じような事はできるし、既にアクアカノンとかも出しているので、殊更に目くじら立てても仕方ないかなと。
……だがアンチ・マジック、てめえはダメだ。
これを許したら確実に話の方向性が変わってしまう……というか、これで能力バトルになったら、魔術伝来という物語の趣旨がどこかへ行ってしまいますからね。
AIは時々こういう爆弾を投げてくることがあるので気を付けましょう。