超訳シリーズ、オツベルト象と羅生門をアップいたしました。
(ノベルゼロを書いていたはずなのに、気づけば2作上がっていた……)
本作はパブリック・ドメイン(著作権切れ)の作品を現代版に翻訳しております。
なるべく意味が変わらないように書いているつもりですが、なかなか難しいですね……。
超訳=読みやすい、という意味で「ライトノベル化」と受け取って頂いても差し支えないかもしれません。
【超訳】オツベルと象×BLACK!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883456786 日本人ならば誰でも知るだろう作品の一つ。
宮沢賢治のオツベルと象。
こちらは最後の一文を思いついたので、その勢いのままに書き切りました。
最後の一文の解釈は人それぞれですので、私の案を推すつもりは毛頭ございません。
こういう考え方も面白いよね? ということで……。
「サンタマリア」については、かなり頭を抱えました。
当初は「ご先祖様」にしようかと思っていましたが、あまりにシュールなので却下。
「象はきっとネットが好きだろう→嫁は二次元→二次元の嫁は神!」
ということで、これだけはかなり無理矢理こじつけた次第でございます。(あまり突っ込まないでください。泣いてしまいます)
【超訳】羅生門 The Neet
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883508520 同じく、 日本人ならば誰でも知るだろう作品の一つ。
芥川龍之介の羅生門。
羅生門って現代だとなんなんでしょうね? というそもそも論から躓きました。
この物語自体、様々な文で様々な推測が出来る仕掛けになっていて、単純に現代verにしようとすると、口語変換するだけになってしまう……。
そのため個人的解釈を軸に抽象化し、超訳いたしました。かなりの力技です。
視点の作りから事件簿のようにも出来そうだったのですが、最後の一文の広がりが失われるので断念。
……羅生門ファンの方、色々ごめんなさい!
原作を知っている方も知らない方(いるのでしょうか?)も、本作を読んで、面白いと思っていただければ幸いです。
そうしてまた、是非、原作を手に取って読んでみてください。