よく、Web動画などで目にするキャッチコピーですが、最近、久し振りに企画の仕事が、デザイン仲間の事務所から入りまして……
「 涙腺崩壊するようなCMをプレゼンしたいんですわ 」
その原稿( 草稿 )を創作してくれ、と言う内容です。 クライアントは、某保険会社。
涙腺崩壊ってコトは、やはりヒューマニズムに関した展開を指すのでしょうかね? 動物愛で、ソコまでの感動も微妙です。 随分と前にはなりますが、南極の昭和基地の実話『 タロとジロ 』の話しでも、涙腺崩壊にまで到達する方は、全員ではないでしょう。
とりあえず、資料・参考物件を探したかったので『 涙腺崩壊 』で、ググってみました。
……結構、ありますね。
以前、タイのCMに、涙を誘う短編シリーズが多くあり、実話ではなく、創作だとしても非常に良く出来ていたものがありました。 俳優の演技力も中々のもので、観ていて感心したものです。
今回は海外制作ではなく、日本国内制作の物を選択。 私は中部圏在住なので関東の事は良く知りませんが、『 東京ガス 』のCMが、シリーズで紹介されていましたので観てみました。
涙腺崩壊しました。
結婚や子育てに関連したストーリーが多いですが… コレは、アカンですわ。 私のような、年齢を重ねた者の『 ツボ 』を、クリティカル・ヒットしています。
まあ、年齢も含め、賛否両論の領域ですので、シリーズの中には手厳しく酷評されているものもありますが、数編は文句なしで共感出来、『 私的には 』ではありますが、確かに涙腺は緩みました。
映像的にも、その画質はスタジオ録画のようなものでは無く、ロケハンを通しての撮影モノがほとんど。 ホームドラマのような、役者を際立たせる明るいバック処理の画像ではありません。 ダイナミックレンジの広い画質を選択して撮影しているものが多くて、まるで映画のワンシーンのようです。( 近年の大河ドラマで言うなれば、『 龍馬伝 』 ) 実写力がある画像は、現実感を伴います。 非常に、心理に迫るものがありました。
「 歳をとると、涙もろくなる 」とは言いますが、これらは確かに涙腺が崩壊しますね。
原稿は、私なりに努力して創作を致しますが、コロナ過で疲弊した企業に、経費の掛かるCM製作は厳しいものがあるかと。 営業力云々より、基本、予算の出所の方が心配です。(笑)
頑張ります☆
*八重山諸島旅行記の続編を週末にUPする予定でしたが、この『 仕事 』の優先が先となりましたので、第4話公開は、2~3日お待ち下さい。
とりあえず、今回の画像は、初回の『 ナガンヌ島 』です。 イキナリ晴れて来たビーチの情景②です。(笑)