ラブコメは書かない私ですが、過去に1作だけ創作した事があり、それは今でも電子書籍としてWeb上に存在しています。
拙作のタイトルは、『 私、立候補します! 』。
年に1度、販売実績・販売価格の一覧表と共にメールが配信されて来るのですが、それによると、最近は、氾濫する無料電子書籍群に埋もれてしまい、有料の電子書籍を購入される方は皆無のようです。 まあ、人気作品は別ですが。(笑)
でも、この拙作、アクセスが無い方が良いのかもしれないのです……
なぜなら、かなり前に創作した作品の為、文章構成・描写・表現が非常に稚拙な作品( 今でも、さほど進歩無いですが )だからです。
編集機能があるので、当然、加筆・再校正をしようとしましたが、IDもパスワードも忘れてしまった為、…てゆ~か、創作した時に使っていたサーバーは、既に消滅してしまっている為に、アクセスが不能なのです。 一度リセットして編集し直し、再投稿しようとも思ったのですが、販売契約に触れるのと、アクセスの手間が掛かりそうなので諦め、放置する事、数年……
その拙作に、最近、数年振りのアクセス( 購入 )があったようです。
メールが届いたのは数ヶ月前なのですが、また今年も、何もアクセスの無い結果報告だと思い、しばらく開いていませんでした。 未読メールを整理していた昨日、開封してみて判明致しました。
……出来に不満がある拙作を掲載している事実は、大変に不甲斐ない事です。 購入して頂いた方にも失礼であり、ここにお詫び申し上げようかと……
購入して頂いた方… 大変に申し訳ありません。 そして、誠にありがとうございました……!
電子書籍が流行し始めた200年代初頭、ネット小説( 当時は『 投稿小説 』と呼ばれていました )を始めた私。
あの頃は、ネット小説のサイトも少なく、電子書籍に至っては、その存在すら、ご存じ無い方も多かった時代でした。
そんな頃、創作サイトを通じ、聞き慣れない『 電子書籍出版 』のお誘いをして頂いたのがインタープレイ様です。
ネット出版は、横の繋がりが多い業界で、その後、インタープレイ様を通し、いるかネット様や、様々な電子書籍サイトでこの作品は掲載され、現在は、Kindle版でも紹介・掲載販売して頂いております。
従って、数年振りのアクセスに、ここ数日、随分と思慮を巡らせました。
結果、掲載販売されている拙作は、このままの掲載を続けさせて頂く、と言う結論に達しました。
例え、稚拙・幼稚な内容の作品であっても、当時の私の技量を証明する作品です。 内容をお読み頂ければ、設定や会話文などから15年以上前の創作である事は歴然。 「 今は、どんなのを書いてんだ? 」との『 興味 』から、このカクヨムさんへ、サーフィンされて来られるかもしれません。 まあ、超お気楽的な発想ですが……
思えば私も、随分と長くネット小説の世界にいるんですねぇ……