もちろん、バベルの塔が念頭にあります。
小さいときにブリューゲルのあの絵を見たときの強烈な印象は忘れられません。
この話は群像劇で、
セトやエル、バルは大きな歯車ではありますが、起点で会って、物語を織りなすのは脇役たちです。
また、都市そのものの運営や組織などを描いていこうと考えています。
神殿は神殿なりの正義を、軍が軍なりの正義を、そこで間に立って右往左往する人たち。
子供たちは新しい価値観でそこに対峙していきます。
もしバベルの塔が天に届いていたら、そう考えながら150話くらいを目標に設計をしています。