お世話になっております。なつめなつです。
Vガチ、3章終幕しました。
3週間以上かかってしまいましたが、10万字の大作となっております。
ぜひご覧くださいませ。
以降は、3章についてのあとがきです。
3章エピローグまでのネタバレを含みますので、そちらをお読みになってから、閲覧して頂けますと幸いです。
では、はじめます。
―――うらら、あんたが紛うことなきメインヒロインだよ。
3章は、スタート時点では珠姫とまもりのボクモン対戦がメインになる予定で、実際デビューしてから即ボクモン回を挟むなどしていました。
ただまぁ、その…………。
いつも愛璃に感情移入して書いているが故に、若旦那と愛璃の通話で、うららへの熱意がフルバーストしてしまい…………。
結果、ふたりはヤっちまいました。
そこからは皆さんご存知の通り、もう一直線です。
一応ボクモン王将戦をラストにするつもりではあったのですが、あまりにキリがいいので、ダンス回で締めとなります。
キャラについて。
まず、どうでもいい豆知識から。
うらら、グミちゃん、結華にはモチーフとなる実在の方がいらっしゃいます。
グミちゃんは描写が露骨です。うららも年齢のズレはありますがなんとなく分かるかも。結華は本名がモロに表しています。
うららについて掘り下げます。
彼女の精神性を構成する際には、これまでの人生でお会いしてきた何人かの性格を参考にしています。
その結果できたのが、『直情元気アホかつ純粋純真。でも独占欲が強すぎて、人生まで賭けられてしまうメンヘラ』というキャラクターです。
後半部分はかなり私の性癖に寄っていますが、お許しください。
ちなみに、精神医学的観点からだと、うららはワンチャン境界性パーソナリティ障害と診断される可能性があります(重度ではないのですが)。
対して愛璃。
本文中で明記した通り、彼女は典型的な演技性パーソナリティ障害です。
読者の方にはピンと来るかもしれませんが、結構「かぐや様」の白銀会長に似ています。
無茶が美学、無茶するために中二病を全開にして、それによって称賛を得ている。そんな難儀な女です。
ぶっちゃけ、ふたりとも相当歪んでいます。
だからこそ、ふたりは分かりあえる。
お互いの穴を埋められる。
そう思いながら、3章を描きました。
本章はかなり音楽モチーフが強いです。
るる姉煙草回は本文にも出た曲がモチーフ。
エピローグは、うららのテーマ曲に勝手に設定している『負け犬にアンコールはいらない』がモチーフです。
エピローグのサブタイトルと最後の一言は、3章開始どころか2章開始くらいでもう思い描いていたりします。
なお、うらら視点での曲としては、
①トコハナ/やなぎなぎ
②1,000,000 TIMES/MY FIRST STORY feat.chelly(EGOIST)
をずっと聴いていました。
特に②はあいうらファンの方にはぜひ聴いて頂ければなと。
次章について。
またいつもの馬鹿みたいな日常に戻ります。
ただ、若旦那の号令によりリアル配信も増えます。
本業はあくまでVTuberなので、そこはご安心くださいませ。
以上、ご覧いただきありがとうございました。
次回、4章1話。
「あいうらが旅行したから、相席食堂的にツッコむるると結華」 でお会いしましょう。