読者がいつの間にか作者になっていました。 RPGやってたらRPGツクール始めた感じ。 集英社様のレーベル、ダッシュエックス文庫より『異世界に来た僕は器用貧乏で素早さ頼りな旅をする』という作品を世に出させていただいております。 お仕事、いつでも募集中です。
元読み専です。なんやかんや、テンプレ作品が好き。 作品自体にも、好みの部分が多分に生かされていると思います。 読んでいて、気持ちよくなる作品を目指して書いております。
(੭ु˙꒳˙)੭ु⁾⁾(これだけでわかる人はわかってくれる)
誤字、脱字や国語力や知識不足による文書がおかしい点等多々あると思いますがご容赦願います。
読んで頂いてありがとうございます。 拙い文章ですが楽しんで頂ければ幸いです。
2020年4月15日にアース・スターノベル様から『ホムンクルスはROMらない〜異世界にいるホムンクルスがレス返ししてきた件〜』でライトノベル作家としてデビューしました。 初心忘れず好きなものを書いていこうと思っています。
いばらきの、と申します。 主に小説家になろうでお話書いてます。 本も何冊か出てます。 よろしくお願いします。 【小説家になろうマイページ】 https://mypage.syosetu.com/252897/ 【連絡先】 kinoibarakino@gmailドットコム
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
ノベルバでも同ネームで活動中。