IN 1話 設定関係

・24式装輪装甲輸送車
 96式装輪装甲輸送車後継。通常進化

・ADAPTIV環境迷彩
 平面をモニター化してそのモニターを正面から見たときに風景に偽装する。画像である場合と環境色である場合、いわゆる迷彩の場合など状況に応じて使い分けられる。条件は平面であること。このADAPTIVの採用を受けて、機器全般が四角いデザインに変化している。また偽装コンテナはコンテナの全面がこれで覆われており、ADAPTIVに対応していない機器を運搬するために40フィートコンテナの規格のものが作られ、このコンテナに対応する形で車両の大きさの一つのリミットが設けられている。試作装甲工作車のように、変形してこのコンテナに入るものもある。
 40フィートコンテナを利用するのは、一般のトラックコンテナを輸送に利用する為。輸送のコストダウンと高速化目的。あと軍事的にはコンテナに紛れ込ます嫌がらせ。数年前にコンテナに入るICBMとかが開発され、ヒステリー的に批判されたのもそのせい。

・34式装輪装甲輸送車
 ADAPTIV革命を受けて設計された装甲輸送車。底面は対戦車地雷に対応する為V字型だがその他は平面構成。機上の機銃はせり出し型。各種カメラ、レーダー、エコロケーションなどを用いて視界がVR化されており、窓はほとんど無い。手すりなどの突起物は必要に応じてボディからせり出す。8輪。e-Power化され独立懸架インホイールモーターにより、その場で旋回も、斜め横方向への装甲も可能。エンジンとバッテリーもついている。このe-Powerによる静粛走行の考えは、この時代の陸自の車両全般に採用されている。

・24式軽装甲機動車
 現在の軽装甲機動車の正常進化。

・試作装甲工作車
 日立ASTACOを6輪独立懸架にして歩行動作を可能にして、頭にADS(Active Denial System)を装着したもの。ASTICOは「双腕のショベルカー」的イメージのもので、現代でも爆発物処理に使われている。40フィートコンテに入るために腕や上半身、ADSに当たる部分をたたむと長方形になる。e-Power化され独立懸架インホイールモーターにより、その場で旋回も、斜め横方向への装甲も可能なのは34式装輪装甲輸送車と同じ。それに加えて、それぞれの車輪を独立して虫のように動作させることで、歩行モードが可能。たたんだときに外側に当たる部分にはADAPTIVを採用。

・バードドローン
 鳥の形をしたドローンで、レーザーメッシュによるネットワーク形成と視界確保を行う。偵察とネットワーク作りが役割。スズメよりも大きいぐらいのサイズで、使用する地域に生息する群体を取る鳥の外装を用いる。電線に留まることで充電し無限に行動可能。

・鳥憑く
 バードドローンを使ったハッキング。ECMが一般化され無線LANやWANが増え安定化する中で、相対的にレーザーメッシュによるネットワークの確実性が高まっており、ハッキング対象とする機器のそばまでバードドローンを送り込み、妨害を受けにくい近距離ネットワーク通信でハッキングを行い、その鳥まではレーザーネットワークで結合する。そこから見ると、鳥がちょこんと首を出してるように見える。同様に「虫憑き」もある。

・JPADS誘導システム
 パラシュートを制御して目的の地点に的確にコンテナを落とすシステム

・XC−3C
 C−2輸送機後継の輸送機。ADPTIV革命を受けて、C−5ギャラクシーに並ぶ目的で開発された、平面の多い四角い輸送機。

・ARグラスとHUD
 民生と軍用の違いで機能は似通っている。
 HUDはゴーグル状のもので、周辺が遮光素材で密閉されており、必要に応じて前部が偏向され、簡易VRとして利用可能。一方ARグラスも遮光幕形成されVR利用可能なものがある。ドールが使用してたものは、民生品に偽装していた軍用品。翻訳機能などもある。

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