拙作『チート能力を持って転生した俺だったが、S級パーティから追放され、幼馴染からも婚約破棄。仕方ないから山奥でハーレム作ってスローライフ送ります~俺を失ったパーティと幼馴染は没落。今さら謝ってももう遅い~』が完結しました。
いやなんというか、本当に色々と学びのあった作品でした。
せっかくなので色々と雑感やら裏話やら書いていきます。
①コンセプトは後付けでした
基本的には1話ごとに『ざまぁ』が発生する本作ですが、実は第1話執筆時点ではそういうコンセプトにするつもりはありませんでした。
「読者をモヤッとさせるキャラはその章のうちに制裁を受ける」ということは決めていて、キャッチコピーにも「1話内ざまぁ保証」という文言は入れていたんです。が、逆にそういう読者をモヤッとさせるキャラが登場しない章ではふつーに話を進行させる予定でした。
が、1話公開後に犬時志保様からレビューコメントをいただきまして、そのコメントで『1話毎にザマァ!!』という表現があったんですね。
そっちの方がインパクトあるし良いなぁ、と思いました。ので、そういうコンセプトだったことにしました。結果的に良い判断だったと思います。犬時様に感謝!!
あ、そうそう。だから概要欄の『保証内容』にも、毎話ざまぁが発生するとは書いていないわけですね。
②マジで全アドリブで小説を書くの、かなり楽しかったです
本作品、「読者からの要望を本編に反映する」という形式を取っている以上、あらかじめ話の筋をざっくり考えておいて~~みたいなことがほとんど出来なかったんですよ。
というわけで毎章、机の前に座ってから「今回はどういう話にしようかなぁ」と考え始めるわけですが……これがすごく楽しかったですね。
どうも僕、プロットをがっつり組んで書くよりも、その場のノリで次の展開を決めていくようにした方が上手く行く傾向があるみたいです。過去に投稿した作品群を眺めていても、構想に掛けた時間が長いほど読まれない傾向がありますね。
滅亡転生? ぐっ、頭が……。
調べてみたらちゃんと分類があって、プロットを作らない方が上手く書ける人のことを『パンツァー』と呼ぶみたいです。かっこいいので僕も今後はそう名乗ろうと思います。
③投稿はやっぱり毎日した方が良いみたいです
本作、毎日投稿中はPV数もぐんぐん右肩上がっていたんですが、投稿をしない時期が続くとがくんと落ち込んでしまっていました。まあ当たり前っちゃ当たり前ですね。
ただ投稿していない日でも、星を付けていただけた日の翌日はある程度PVが維持されるようです。これは「注目の作品」の効果……なんでしょうか、たぶん。いまだに自作品が「注目の作品」に上がっているところをみたことがないので、正直ちょっと実感がないのですが……。
とりあえず。次に新作を投稿するなら、しばらくの間は毎日投稿を維持しなきゃなぁ、と思っております。
そんな感じですね。
最後に作品URLを貼っておきます。
https://kakuyomu.jp/works/16817330648754144212 ちょっと人を選ぶたぐいの話ではありますが、変わった小説を求めている方には気に入っていただけるんじゃないかと思います。未読でしたら、よろしければどうぞ。
ではこのへんで。お読みくださった方、ハートや星を付けたいただいた方、コメントやレビューをいただいた方、作品への要望をくださった方。皆様本当にありがとうございました!!!!