明日20時、『花緑青回廊』第32話を更新します。
今回の緑の国編は、私が今の日本を見ていて感じた違和感を物語に落とし込んだ章でもあります。
便利になったはずなのに、暮らしは本当に良くなっているのだろうか。
長い時間をかけて受け継がれてきた文化や自然、地域の営みは、本当に大切にされているのだろうか。
忙しい毎日の中では、社会の変化を一つひとつ追い続けることは簡単ではありません。
だからこそ、いつの間にか誰かに判断を委ね、「きっと誰かが決めてくれる」と思ってしまうこともあるのだと思います。
今回のエメは、その答えを代わりに出しません。
「選ぶ責任は、自分たちに返す。」
それは冷たいようでいて、本当の意味で未来を託すということなのだと思います。
この物語が正解を押しつける作品ではなく、「自分ならどう選ぶだろう」と考えるきっかけになれば嬉しいです。
子どもたちが受け継ぐ未来が、少しでもより良いものになることを願いながら、この物語を書いています。
明日20時、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。