『ハラキリガールとハラグロガール~脱力系ギャル配信者、天然女剣豪とダンジョンでエンジョイしながらバズり散らかす~』、最後までお読みいただきましてありがとうございました。このページに辿り着いた皆さまに心より御礼申し上げます。
さて、そもそもこの全裸のやつ何なんだという皆さまのためにもとりあえず自己紹介をさせていただきますと、このくそやばい名前のとおり私はもともと「ノクターンノベルズ」というR18版小説家になろうで活動しておりまして、長らくドスケベ小説ばかりを書いて暮らしていたちんけなポンチ字書きでございます。そして、今作はそんな私にとっては実に9年ぶりのエロなし全年齢作品となります。
実は私は最初からエロ物書きだったわけではなく、十数年前だったでしょうか、かつては全年齢物書きとして活動しておりました。しかしあまり読まれることはなく、さらに運営から「あなたの小説はエロいシーンがあるので削除してください」という警告を受け、じゃあとことんエロくしてやんよ!と完全18禁小説へと活動の場を移したことが私がポンチ字書きに転職するきっかけでございました。
18禁という世界は全年齢と比べるまでもなくブルーオーシャンでございまして、私でも少しは戦うことができて、幸運なことに複数作品をコミカライズしていただけた程度には楽しく活動をさせていただいておりました。ですが、やはりエロ売りなしの面白いお話を書いて人に読んでもらいたい、という願望はずっと胸に抱いておりました。
今作品は2023年ごろ、全年齢作品を書きたいとのたまう私に知人が「流行ってるよ、書いてみたら?」と“ダンジョン配信もの”を薦めてくださり、もともと何となく好きなジャンルではあったので見よう見まねで筆を執ってみたのが始まりとなります。また、なぜかその時点で「ハラキリガールとハラグロガール」というタイトルが降ってきておりまして、そこから逆算してキャラクターを立てて物語も……という形で、図らずも村上春樹メソッドな執筆方法になっていたようです。
さて、今作に関しては「カクヨム」という全く初体験のプラットフォームということもあり、幾つかトピックスがありましたので、箇条書きで2点ご紹介させていただこうかと思います。
・スマートフォンのメモ帳
普段執筆活動をする際は、ポメラさんで喫茶店などを使って腰を据えて文章に向き合うことが多いのですが、今作はあえて通勤などの隙間時間を利用してスマートフォンのメモ機能のみで執筆いたしました。文体は軽く、地の文は短く、セリフは多く、というのを信条として全編ライトな読み味を守るために、まずは執筆環境を整えてみました。
・影響を受けた作品について
今作品を執筆するにあたって、強い影響を受けた作品があるので3点ご紹介いたします。
まずは映画『侍タイムスリッパー』、昨年公開された邦画でございまして、大きく話題を呼んでおりましたので御存知の方も多かったと思います。自主制作映画でありながら口コミによって大きく人口に膾炙し一大ムーブメントを起こした映画でございまして、私も口コミを拝見して映画館へと足を運ばせていただきました。「本当に面白い設定は、内容で奇をてらう必要がない」「エンタメにはまだ真っ当に面白いだけのものを受け入れる度量があるのかもしれない」そう思わせてくれる映画でございまして、固定ファンも特におらず、SNSのフォロワー数も少なく、カクヨム初参戦という私には『侍タイムスリッパー』という作品は私が目指すべき指針のように感じられ、また執筆する上で「まずは面白さだけを追求しよう」と強く勇気づけていただけました。そのため今作を第1に挙げさせていただきます。
第2に、漫画『VTuber草村しげみ~とおくに行ってしまった気がした推しが全然遠くに行ってくれない話~』を挙げさせていただきます。私、VTuberの配信画面が舞台の多くを占めるこの作品のかねてからの大ファンでございまして、ナナシノさん大好きなしげみちゃんも愛らしいのですが何よりコメント芸と申しますか、視聴者が好き放題ツッコミまくっている風景が大変好きでした。その図式については「ダンジョン配信をテーマとした小説」ではあまりコスられていないので難しいのかなと思いましたが、やはりダンジョン攻略よりも配信者ものとしての雰囲気が強いこの作品では、こうした形の配信パートの雰囲気を出したいなと腐心させて戴きました。羽純ちゃんをママ呼びする流れだったり、真美華が視聴者全員からナメられてたり、この作品があったからそうした配信画面を作れたのかなと感じます。てかもうすぐ2巻出ますね!めっちゃ楽しみ~!
第3に、触れるかどうか迷ったのですが、2011年にラフォーレ・ミュージアム原宿で行われた「ヘンリー・ダーガー展 - アメリカン・イノセンス。純真なる妄想が導く『非現実の王国で』」を挙げさせていただきます。氏の創作物や人生について深くは存じ上げていないため解釈違いなどもあるかと思うのですが、当展覧会から受けた強烈な感動、インパクトは10年以上経つ今でさえ残っており、今作ではその世界観に触れさせていただきました。
また、配信者モノということで、かねてよりファンでございましたYouTubeチャンネル『悪食プリンセス グラトニーヌ』様、『我楽ガラ / Garaku Gara』様、『さかなのおにいさん かわちゃんねる』様、『遷移圏見聞録』様にもこの作品を場を借りて愛を捧げさせていただきたいとうございます。
2人の冒険はいったんここで終了ですが、ここから先も続けられるような形に作ってはおりますので、場合によってはまたお目にかかれるかもしれません。そのためにも、もし宜しければ★やフォローなどで応援いただけると大変ありがたいです。また、淫猥なエロ垢と化しておりますがXのアカウントもありますので、18歳以上の方はこちらもチェックいただければ有り難いです。
それと、出版社の方へ。『ハラハラ』に関して私は完全にウエルカムですので、もうガンガン打診をいただきとうございます。売れるためなら何でもいたしますし、靴もそりゃもう一日中お嘗め致します。(本気)
以上のあとがきをもって、『ハラキリガールとハラグロガール』一先ずの終了とさせて戴きます。
最後に、下読みやアドバイスなどご協力いただいた鵠先生、T様、K様に御礼を申し上げます。
ダンジョンより愛を込めて。(^v^)
激腰振全裸上人
2025.12.16