朝の日差しに、ゆっくりと雲がとけていく。
憂鬱で、息も詰まるくらいの重たい空気に心身、削りおとされる程の苦痛を感じる最中に母は息を引きとりました。
2年前に癌を患い、胃と子宮と肺を失った母に酸素をおくり、どうにか呼吸を確保して生きていた母でしたが、最後は体調が急変して、水も点滴も入れる事のできない体で苦しそうにして逝きました。
できれば、ずっと変わってあげたかったけど、何もできなかった。
母は無条件で僕を愛してくれた。
母は姪っ子が生まれる前から愛していた。
僕は母親に愛された息子だったから、苦しくて仕方がない。
母の事を考えると涙がとまらなくなる。
これからの事を考えると孤独で震えがとまらない。
やってあげられなかった事が多すぎて後悔だらけ。
何処にいても母親の思い出が多いから、さびしいけど、今は母の事を想って、母のために出来る事をする。
母が天国で幸せに過ごせますように・・・