『病的に人見知りな幼なじみと七不思議を創ります。』完結しました。
といっても書き終えたのはしばらく前なので、今はあんまり終わった感なかったりもしますが。
振り返ってみると、当初思っていたのとはだいぶん違う作品になりました。最初は有名な七不思議をちょっと捻ったような短編7つか8つで終わるはずだったんですが、まさかこんなにボリューム増えるとは……。
もっとも、毎回七不思議を創り、仲間が増えいていく、という形にした時点でむしろなんで短く終われると思ったのか自分、と突っ込み入れたくもなります。
これまでになく書くのが大変だった作品でもあります。
なるべく実際に高校生がまあやってやれなくもないかな、というレベルの仕掛けにしようというのは縛りとして考えていたのですが、「ヒキコサンvsひきこさん」を書いた時点で“あれ? この縛りプレイだと有名なネタ無理じゃね?”と思ってしまったわけです。花子さんとか人面犬とかメリーさんとか。
というわけで1年近く中断した結果、オリジナルの七不思議にするという決断をしてどうにか再開でき、それでもネタを考えるのに悪戦苦闘して書き終えるまでにずいぶん時間がかかってしまいました。苦労に見合った面白さになっていればいいなあ、と思います。
いちおう今は1話だけ公開されている「銃刀女子二人旅」をリブートさせようとしていますので、そちらも良ければ読んでみてください。
他にも各キャラについてとか、書きたいことはまだまだあるのですが、長くなるのでこの辺で。最後まで読んでくださった方もそうでない方も、ありがとうございました。